国立代々木競技場 第二体育館の座席表と見え方|1階と2階席

国立代々木競技場 第二体育館は、約3,200人を収容する渋谷区神南のアリーナです。

1964年の東京オリンピックに合わせて建てられた施設で、設計は丹下健三。隣に建つ第一体育館とセットで、日本の戦後建築を代表する存在として知られています。

プロレスや格闘技、バレーボール、バスケットボール、そしてライブまで幅広く使われる会場ですね。

そして座席を考えるうえで欠かせないのが、1本の柱から屋根全体を吊り下げた、内部に柱のない構造という点。客席を遮るものが何もないつくりになっています。

この記事では座席構成とキャパを整理したうえで、実際に足を運んだ人の投稿とあわせてエリアごとの見え方を紹介していきましょう。

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代々木第二体育館の座席表とキャパは?

まずは座席構成から確認していきます。

収容人数は3,202人。仮設席を加えた公演では4,000人前後と案内されることもあります。

客席は円形のすり鉢状で、フロアを囲むように段が積み上がる形。第一体育館の約半分の規模ながら、ライブ会場としてはちょうど良いサイズ感です。

2階スタンド席(前方・後方) 1階スタンド席 段差が十分・座席幅が広くクッション付き ひな壇席(収納式・A番から) アリーナ リングサイド/ アリーナ指定席 床は平坦 正面は西側(Lブロック側) 収容3,202人・1本の主柱から屋根を吊る構造 内部に柱がなく、視界を遮るものがない

アリーナ
ひな壇席
1階スタンド
2階スタンド

公表されている座席情報をもとに作成したイメージ図です(席割りは公演により変わります)

席種は内側から順に、フロアのアリーナ席、その外側の「ひな壇席」、そして1階スタンドと2階スタンドという4層構成。

ひな壇席は収納式の階段状シートで、最前列がA番から始まります。1列ごとに段差があるので、フロアに近いのに視界が確保されるのが利点ですね。

ブロックはアルファベットで円を描くように振られていて、正面にあたるのは西側のLブロック側。この会場を熟知した人の投稿で確認できます。

会場を撮り歩いている人による、この上なく実用的なまとめ。外観と内観の両方が写っていて、曲面を描く吊り屋根の内側と、それを囲む段状の客席がはっきり確認できます

座席の背に「M」「L」「K」のブロック表示が並んでいるのも読み取れますね。

ポイントは3つ。スタンドは7列目より前が特に見やすいこと、すり鉢状なので基本的にどこからでも見やすいこと、そして最後列でもリングが遠く感じないこと。

正式名称 国立代々木競技場 第二体育館
収容人数 3,202人(延床面積5,591平方メートル)
竣工 1964年7月(東京オリンピック開幕の39日前)
設計 意匠:丹下健三/構造:坪井善勝
構造 1本の主柱から屋根全体を吊り下げる吊り構造。内部に柱がない
席種 アリーナ(リングサイド等)/ひな壇席/1階スタンド/2階スタンド
正面 西側(Lブロック側)
所在地 〒150-0041 東京都渋谷区神南2-1-1
改修 2006〜07年アスベスト除去、2010〜11年大屋根塗り替え、2017〜2019年耐震改修

屋根の振動を油圧ダンパーで抑える機構は、日本で初めて採用されたもの。1964年の建築とは思えない技術が詰まっています。

ここからはエリアごとの見え方を、実際の投稿とあわせて見ていきましょう。

スタンド席からの見え方

スタンドは1階と2階の2層。どちらも1列ごとに段差がついています。

ボクシング観戦でのスタンドS席からの1枚。リングはもちろん、フロアの座席から向かい側のスタンドまでが視界にすっぽり収まっています

天井の曲面が低めに覆いかぶさる独特の空間も写っていますね。「すごくみやすい、良席」という評価のとおりです。

実写レポートによると、1階スタンドは座席の幅が広くクッションパッドが敷かれているとのこと。段差も十分で、視界を遮られる心配が少ないエリアです。

2階スタンドは前方と後方に分かれ、大きな段差で視界を確保するつくり。上に行くほど見下ろす角度が強くなります。

アリーナ席・ひな壇席からの見え方

フロアに並ぶ席は、公演の種類で呼び名が変わります。格闘技ならリングサイド、ライブならアリーナ席といった具合ですね。

席種の実例として、プロレス興行での区分を見てみましょう。

プレミアムシート、スペシャルリングサイド、リングサイド、アリーナ指定席、そして1階・2階スタンド。6段階の席種がフロアから外側へ順に並ぶ構成だと分かります。

フロアの座席は床が平坦なので、後方になるほど前の人の頭が視界に入りやすくなるのは他会場と同じ。その対策として置かれているのが、段差のついたひな壇席です。

いっぽうで、この会場ならではの近さを感じられる場面もあります。

客席に降りてきた演者を至近距離で捉えた1枚。3,000人規模だからこそ成立する、客席との距離の近さが伝わってきます。

大型アリーナでは味わえない密度の濃さが、この会場の魅力と言えるでしょう。

代々木第二体育館で見やすい席は?

ここまでの情報をもとに、エリアごとの特徴をまとめました。

エリア 近さ 見やすさ 特徴
アリーナ前方(リングサイド等) 手が届きそうな距離。床は平坦
アリーナ後方 段差がなく、前の人の背丈に左右される
ひな壇席 収納式の階段状。フロアに近いのに視界が抜ける
1階スタンド 前方(7列目まで) 本命エリア。座席幅が広くクッション付き
1階スタンド 後方 段差が十分で視界は良好
2階スタンド 大きな段差で視界を確保。最後列でも遠く感じにくい

いちばんのおすすめは1階スタンドの前方、特に7列目より前。会場を知り尽くした人が「特に見やすい」と名指しするエリアです。

座席そのものの快適さも1階スタンドが上。幅が広くクッションが敷かれているので、長時間の興行でも疲れにくいところ。

フロアに近づきたいならひな壇席が狙い目。1列ごとの段差があるぶん、同じ距離のアリーナ後方より確実に見えます。

そして特筆すべきは、この会場に「外れ席」がほぼ無いこと。円形のすり鉢状で内部に柱が1本もないため、どの位置からでも視界が通ります。

最後列でもリングが遠く感じない、という証言もあるとおり。3,000人規模ならではの利点ですね。

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代々木第二体育館のアクセス

住所 〒150-0041 東京都渋谷区神南2-1-1
JR 「原宿駅」から徒歩5分/「渋谷駅」から徒歩10分
地下鉄 千代田線・副都心線「明治神宮前駅」から徒歩5分/千代田線「代々木公園駅」から徒歩10分
正面 西側(Lブロック側)

最寄りは原宿駅で徒歩5分。渋谷駅からでも歩ける距離なので、公演後の混雑を避けて渋谷方面へ抜けるという手も使えます。

第一体育館と同じ敷地内に建っているため、チケットに書かれたほうへ向かっているか確認しておきたいところ。規模が倍近く違うので、間違えると焦ります。

公園のなかを歩くルートになるので、夜公演の帰りは足元に気をつけましょう。

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