東急シアターオーブの座席表と見え方|1階〜3階とバルコニー

東急シアターオーブのイメージ

東急シアターオーブは、渋谷駅直結の渋谷ヒカリエの上層階に入っている1,972席のミュージカル専用劇場です。

2012年7月に開場した比較的新しい劇場で、東急文化会館の跡地に建つヒカリエの中核施設。設計は日建設計が手がけました。

特徴的なのが11階から16階までを縦に使った客席構成。エントランスが11階にあり、そこから上へ向かって1階席・2階席・3階席と積み上がっています。

この記事ではフロアごとの構成を整理したうえで、実際に足を運んだ人の投稿とあわせてエリアごとの見え方を追っていきましょう。

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東急シアターオーブの座席表とキャパは?

まずは席数の内訳から確認していきます。

フロア 席数 構成
1階席 1,186席 28列。横は最大45席
2階席 521席 12列+左右のバルコニー席
3階席 265席 6列+左右のバルコニー席
合計 1,972席 ミュージカル専用劇場として設計

全体の6割を1階席が占めるのがこの劇場の形。2階と3階を合わせても786席しかなく、上階は思ったより小規模です。

1階の座席表を撮影した投稿があったので、ブロックの分かれ方はこちらで確認できます。

1枚目が1階の座席表、2枚目が1階6列センターブロックからの実写。中央ブロックが14番から33番あたり、その左右に1番台と34番以降のサイドブロックが扇状に広がる構成が読み取れます。

注目したいのが16列と17列のあいだ。ここに横通路が走っており、17列は前に人が座らない特等の位置になります。

「見たままに近いよう拡大せずに撮っている」という但し書きもありがたいところ。実際の肉眼の距離感がそのまま伝わる写真です。

ステージ ミュージカル専用設計/プロセニアム型 1階 1〜7列 床の段差がまだ付かない。前の人の頭が被りやすい 中央ブロックは14〜33番あたり 1階 8〜16列 8列目から段差が付き始める本命ゾーン 16列と17列のあいだに横通路 1階 17〜28列 17列は通路の後ろで視界が抜ける。21列以降は双眼鏡を 2階席 521席(12列) 全列に段差。1階後方と同等の見やすさ 2階LB 舞台向き 2階RB 舞台向き 3階席 265席(6列) 各列に手すり。座った目線の高さに入りやすい 3階LB 見切れ注意 3階RB 見切れ注意 全1,972席/渋谷ヒカリエ11階〜16階を縦に使う構成 2012年7月18日開場/設計は日建設計

ステージ
1階前方
1階中列
1階後方
2階
3階

公表されている座席情報をもとに作成したイメージ図です(実際の席割りは公演により変わります)

正式名称 東急シアターオーブ
収容人数 1,972席(1階1,186/2階521/3階265)
開場 2012年7月18日
設計 日建設計
所在フロア 渋谷ヒカリエ11階〜16階(エントランスは11階)
用途 ミュージカル専用劇場として設計
運営 東急グループ
所在地 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1

ここからはフロアごとの見え方を、実際の投稿とあわせて見ていきましょう。

1階席からの見え方

1階は28列1,186席。床の作りに重要なクセがあり、段差が付き始めるのは8列目からです。

裏を返すと1列目から7列目は床がほぼ平ら。舞台には近いものの、前の人の身長次第で視界が削られるリスクを抱えるエリアになります。

実際に前方と中列を撮り比べた投稿がありました。

同じ公演を3か所から撮った比較。1枚目の1階6列サイドは舞台をかなり斜めから見る角度で、セットの奥行きが潰れて見えるのが分かります。

対して3枚目の14列センターブロックは、舞台の額縁がまるごと視界に収まる構図。投稿者が「神」と書いているのも納得の見え方ですね。

この差がそのまま1階の席選びの答えになります。段差が効き始める8列目から16列目までの中央ブロックが最もバランスの取れた帯でしょう。

もうひとつ覚えておきたいのが17列目。16列との間に横通路が走るため、前に座席そのものが存在せず、頭が被る心配がありません

21列目より後ろになると舞台までの距離が出てきます。表情を追いたいなら双眼鏡を持っていくのが安全でしょう。

2階席からの見え方

2階は12列521席に、左右のバルコニー席が加わる構成。全列に段差が付いているため、前の人の頭が被る問題は起きにくくなっています。

先ほどの比較投稿の2枚目が、2階1列センターブロックの端から撮った1枚。舞台を正面からやや見下ろす角度で、舞台全体と演出の広がりがよく見える構図でした。

いっぽうで距離の問題は残ります。2階の後方列になると、1階の後方と同程度か、それより遠く感じる位置。

2階6列からの率直な感想。背の低い人だと舞台が見えるかどうかギリギリのラインという指摘が出ています。

段差があるとはいえ、2階の中列以降は前の人との高低差が絶対的に大きいわけではありません。身長に不安があるなら前方の列を優先したいところ。

なお左右のバルコニー席(LB・RB)は、通常の2階席より舞台寄りに張り出しています。座席そのものが舞台の方を向いているため、首をひねらずに観られるのが利点。

距離感としては1階の13列あたりに近いという評価もあり、サイドという言葉の印象よりずっと実用的な席ですね。

3階席からの見え方

3階は6列265席。この劇場でいちばん評価が割れるフロアです。

問題になるのが手すり。各列の前に手すりが設置されており、座ったときの目線の高さにちょうど入ってくるという指摘が繰り返し出ています。

3階6列、つまり最後列のセンターから撮られた1枚。手前の座席の上を金属の手すりが横切り、舞台との間に一本の線が入っているのがはっきり写っています。

「座高が高い人ならワンチャン視界に掛からないかも」という表現がこの席の実態。座り方や体格で見え方が変わるという、かなり条件の厳しいエリアです。

いっぽう頭が被る問題は起きていません。段差そのものはしっかり付いているので、障害物は前の人ではなく手すりということになります。

公演によっては3階に立見席が設定されることも。こちらは立って観るぶん手すりの位置が視界に入らず、「視界良好」という声が出ています。

3階の左右バルコニーはさらに条件が厳しいエリア。舞台の端が見えない可能性があるほか、照明機材が視界に入ってくる場合もあります。

3階を取るなら中央ブロック、そして10倍前後の双眼鏡は必須の装備と考えておきましょう。

東急シアターオーブで見やすい席は?

ここまでの情報をもとに、エリアごとの特徴をまとめました。

エリア 近さ 見やすさ 特徴
1階 1〜7列 中央 段差なし。前の人の身長に左右される
1階 8〜16列 中央 本命。段差が効いて距離と視界が両立
1階 17列 中央 通路の後ろで前に座席なし。隠れた好位置
1階 18〜28列 中央 視界は通るが距離が出る。双眼鏡を
1階 サイドブロック 斜めから見る角度。奥行きが潰れる
2階 1〜4列 中央 舞台全体を俯瞰。演出重視ならここ
2階 5列〜 中央 低身長だと視界がぎりぎりという声も
2階 バルコニー(LB・RB) 座席が舞台向き。1階13列相当の距離感
3階 中央 × 手すりが目線の高さに入る。双眼鏡必須
3階 バルコニー × × 舞台の端が見えないことも。見切れ覚悟で

いちばんのおすすめは1階の8列目から16列目の中央ブロック。段差が効き始める位置で、ミュージカルのセット全体が無理なく視界に収まります。

穴場として覚えておきたいのが1階17列。通路のすぐ後ろで前に座席が存在せず、価格帯のわりに快適な視界が得られる席です。

演出の全体像を追いたいなら2階の前方列。舞台を上から俯瞰でき、群舞やセット転換の動きが読み取りやすくなります。

避けたいのは3階のバルコニー席。舞台の端が欠ける可能性があり、金額差以上に体験の質が落ちるという声が多いエリアです。

1階の1列目から7列目については判断が分かれるところ。段差がないぶん運の要素が残るため、近さをどこまで優先するかで評価が変わります。

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東急シアターオーブへのアクセス

住所 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ
JR 「渋谷駅」から連絡通路で直結
東急東横線・田園都市線 「渋谷駅」15番出口直結
東京メトロ 銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷駅」から直結
京王井の頭線 「渋谷駅」から徒歩約5分

渋谷駅と直結しているので、天候に左右されないのが大きな利点。地下や連絡通路からそのままヒカリエに入れます。

気をつけたいのが劇場エントランスが11階にあるという点。エレベーターの待ち時間が発生するため、開演ぎりぎりの到着は避けたいところ。

混雑時は3階や8階のエレベーターホールが列になります。開演の30分前には建物に入っておくのが安心でしょう。

ヒカリエ内には飲食店やカフェが多数入っており、観劇前後の食事には困りません。渋谷駅周辺の選択肢も豊富です。

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