夏の甲子園(高校野球)2016年の注目選手一覧。ドラフトでプロ入りの可能性を秘めた選手たち

2016年高校野球夏の甲子園の出場校一覧が先日ついに決定した。

そして、8月4日(木)に大阪フェスティバルホールで組み合わせ抽選会が行われ
8月7日(日)から21日(日)までの14日間に渡る熱戦が繰り広げられる。

そんな中、今年も甲子園出場校の中からプロのスカウトも注目する選手が数多く存在する。
そこで、2016年高校野球夏の甲子園の注目選手一覧を厳選してご紹介し
より、夏の甲子園を楽しんで見て頂ければと思う。

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高校野球2016夏の甲子園注目選手一覧【右腕投手】

【今井達也選手(作新学院、6年連続12回目出場)】
180cm、70kg右投げ右打ち
ストレート149km、スライダー、チェンジアップ
スリークォーターから繰り出す伸びのある直球が武器。
しかし、制球の不安定さが課題。

巨人、阪神、中日、ロッテのスカウトが評価。
ドラフト2位で消える可能性もある素材を持っているとのこと。

【藤平尚真(横浜、3年ぶり16回目出場)】
185cm、83kg右投げ右打ち
ストレート152km、スライダー、カーブ、フォーク
高校生ナンバーワンとも評される右腕。
152kmのストレートだけでなく、スライダー、カーブや
決勝で解禁したフォークなどの変化球のキレも抜群。

さらに、バッティングも良く
神奈川予選では1試合にソロホームランと
130mの満塁ホームランを放つなど打者としての評価も高い。

全球団のスカウトが注目しており
ドラフト1位で指名される可能性が非常に高い。

【高田萌生(創志学園、夏の甲子園初出場)】
178cm、75kg右投げ右打ち
154kmのストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ
4試合連続完投(うち1完封)するなどスタミナも豊富。
さらに、一旦は投ゴロで終了したかに思われた決勝戦では判定がファウルに覆り
そこから5本の集中打で逆転に成功し、甲子園の切符を手にするなど
能力だけでなく、何かを持っている選手ともいえる。

巨人スカウトは今大会ナンバーワンと評価。
中日スカウトも1位指名か外れ1位指名もあると明言。

高校野球2016夏の甲子園注目選手一覧【左腕投手】

【高橋昂也(花咲徳栄、2年連続4回目出場)】
181cm、83kg左投げ左打ち
152kmのストレート、スライダー、フォーク
カーブ、スクリュー、ツーシーム
埼玉大会では6試合に登板し
37回無失点、52奪三振という安定した成績を収めている。
152kmのストレートは速いだけでなく、球が重い。
左腕ナンバーワンクラスと評されている。

ソフトバンクスカウトは春から一番成長した選手と評価。
中日スカウトは小笠原慎之介と似ていて即戦力にもなると評価。
複数の球団が視察を繰り返しており、ドラフト1位で指名される可能性が高い。

【堀瑞輝(広島新庄、2年連続2回目出場)】
177cm、72kg左投げ左打ち
147kmのストレート、スライダー、カットボール、チェンジアップ
サイド気味のフォームから切れ味鋭い投球を見せる。
3回戦の呉高専戦では5回参考ながら7者連続三振、完全試合を達成。
巨人の田口投手のように球のキレで勝負する選手だ。

阪神スカウトは高校生でこれだけ投げられれば十分と評価。
楽天スカウトは高校生の中でも上位クラスと評価。

【寺島成輝(履正社、6年ぶり3回目出場)】
183cm、86kg左投げ左打ち
149kmのストレート、スライダー、カーブ
フォーク、チェンジアップ、カットボール
大阪大会では4試合に登板し29回を投げ、自責点は1で防御率は0.31。
ストレートで押すだけでなく、緩急を使って打者を翻弄する。
カットボールは140kmを計測し、変化球の質も高い。

巨人スカウトは将来的にチームの軸になれる選手と評価。
オリックススカウトは精神面も余裕を持って投げれていると評価。
ドラフト1位でないと獲得できない素材との声が大きい。

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高校野球2016夏の甲子園注目選手一覧【捕手】

【九鬼隆平(秀岳館、15年ぶり2回目出場)】
181cm、82kg右投げ右打ち
遠投101m、50m6秒0
高校通算本塁打は21本と打撃力も期待。
送球の二塁到達は1.8〜1.9秒と速いものの
送球の精度を欠く場面があるのが課題。

巨人スカウトは打撃向上を評価。大型捕手になれると期待。
中日スカウトもいい送球と打撃面において評価できるとしている。

高校野球2016夏の甲子園注目選手一覧【内野手】

【岡崎大輔(花咲徳栄、2年連続4回目出場)】
182cm、75kg右投げ左打ち、遊撃手
遠投110m、50m6秒2
2年夏の甲子園では.462をマークした実績があり
一塁到達は4.1秒〜4.2秒と速く、セーフティバントなどの小技も得意とする。
スローイングや守備も安定しており遊撃手としての評価も高い。

日本ハムスカウトは今すぐファームに入れたいくらいの素材と評価。
中日スカウトはフットワークとセンスの良さを感じたと評価。

【今井順之助(中京、14年ぶり6回目)】
177cm、88kg右投げ左打ち、一塁手
50m6秒4、高校通算68発
岐阜予選ではまともに勝負をしてもらえず
無理に勝負した結果、打率.154と沈黙。
しかし、甲子園では勝負してもらえるため
その中でどのような活躍ができるのか注目が集まっている。

中日スカウトはスイングは問題なし。
甲子園でどれだけの成績を収められるかに期待したいとしている。
ソフトバンクスカウトも甲子園でのパフォーマンスに期待するとコメントしている。

高校野球2016夏の甲子園注目選手一覧【外野手】

【原田拓実(秀岳館、15年ぶり2回目出場)】
175cm、73kg右投げ左打ち
遠投100m、50m5秒8
30m走では高校の野球部で全国1位のタイムを記録。
トップスピードになるのが速く、オコエに引けを取らない速さを持っている。

足の速さを生かした盗塁や守備範囲はプロからも注目されている。

【村田雄大(横浜、3年ぶり16回目出場)】
185cm、85kg左投げ左打ち
一塁到達は4.4で高校通算は12発だが
神奈川予選で3本のHRを放っている。
左右広角に打てるバッティングが特徴で
打球を場外まで持っていくパワーも備えている。

【増田珠(横浜、3年ぶり16回目出場)】
178cm、79kg右投げ右打ち、2年生
右打者で一塁到達が4.4〜4.5秒と俊足。
強豪の横浜高校で1年夏の予選から中堅手としてスタメン出場を続けている。
左右広角に打てる思い切りの良いバッティングが特徴で
守備では俊足を生かした広範囲の守備が特徴。

DeNAスカウトは来年が楽しみで今後も追いかけていきたいと評価。
阪神スカウトは来年のドラフト対象と評価。

【万波中正(横浜、3年ぶり16回目出場)】
190cm、92kg右投げ右打ち、1年生
遠投105m、50m6秒5
父親はコンゴ出身で日本人離れした体格が特徴的。
神奈川予選の横浜スタジアムで行われた3回戦では
電光掲示板下に直撃する推定飛距離135mのHRを記録。
筒香の高校時代よりも能力が高いと監督が絶賛しており
神奈川大会では6打席しか立たなかったが
夏の甲子園では打席に立つ機会が増える可能性もある。

阪神、西武、ソフトバンク、DeNAのスカウトが評価。
2年後のドラフト1位はほぼ確実とされている。

高校野球2016夏の甲子園注目選手は他にも

今回挙げた注目選手一覧はあくまでも一例で
夏の甲子園での活躍で評価が急上昇する選手も出てくるだろう。

特に注目選手として横浜高校の選手が多く挙がっており
優勝候補の1つともされているが

順当に行かないのが高校野球の醍醐味でもあると思うため
上記に挙げた選手たちが活躍するのか
あるいはダークホースが現れるのかにも注目である。

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