今、アメリカを中心に海外で「デジタルデトックス」が流行っているのをご存知だろうか。
デジタルデトックスとはPCやスマホなどのデジタル機器が
もたらす悪い部分を解毒(デトックス)するという意味である。
シマンテック社の調査によると、私たち日本人は一週間におよそ49時間も
ネットに費やしているとの結果が出ている。
1日に換算すると7時間ということになる。
確かに1日を振り返ってみると、仕事では主にPCを
家ではスマホをいじっている方がほとんどだろう。
そんな中、注目されるデジタルデトックスだがいったいどんな効果があるのだろうか。
また、その方法についてもご紹介していきたい。
デジタルデトックスとはどのような人にオススメ?
まず、デジタルデトックスを実践するにあたって
以下の条件に当てはまる場合はデジタル依存症の可能性があるため
デジタルデトックスを実践するか検討すると良いだろう。
① スマホがないと時間を潰せない。
② スマホが原因で睡眠不足になる。
③ スマホに触れているだけでなんとなく落ち着く。
④ チャットやツイッターの方が普通に話すより楽だ。
⑤ タッチパネルに何の目的もなくさわっている。
⑥ スマホをお風呂やトイレにまで持っていく。
⑦ 充電器を持ち歩いている。
以上7点に多く該当する人ほどデジタル依存症の可能性が高いため
デジタルデトックスを実践する価値は十分あるだろう。
デジタルデトックスの効果
デジタルデトックスの効果としてはデジタル依存症による
睡眠時間の減少や頭痛、うつ、首や肩のこりなどを解消する効果がある。
さらに、体験者の話によると
週末にデジタルデトックスを行ってみたら、仕事がはかどるようになったとの声や
お笑い芸人「品川庄司」の庄司智春さんが依存していたツイッターをやめた結果
その時間を筋トレやネタ作りに充てることができ、自分磨きになっているとの効果も。
特にスマホやPCに使用していた時間を他に充てることができるため
効果は人によって様々だといえる。
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デジタルデトックスの方法
デジタルデトックスの方法だが、「特にこれ!」というものはなく
自分で方法を設定していくのが基本である。
具体的な方法例を挙げると
・就寝の1時間前はデジタル機器に触れない。
・休日に出かける際はスマホを持ち歩かない。
・少しの時間、スマホやPCの電源をOFFにする。
・食事中や歩きスマホを禁止する。
などの方法がある。
それ以外にはデジタルデトックス向けのイベントも開催されている。
「デジタルデトックス ツアー」や「デジタルデトックス キャンプ」
などで検索をするといくつかヒットするはずだ。
このように同じ目標を持つ仲間と触れ合うことで効果が期待でき
普段では感じられないような楽しい時間が過ごしながら
デジタルデトックスの効果を受けることができるだろう。
しかし、いきなりイベントに参加するというのは少々敷居が高いため
まずは上記のような方法でデジタルデトックスの効果を
実際に感じてみることから始めてみることをオススメする。
まとめ
デジタルデトックスは日本ではそこまで浸透しているように感じられないが
普段からPCやスマホを使用する現代社会において
非常に効果的なストレス解消手段の一つと言えるだろう。
あなたも自分がデジタル依存症だと感じていたら
これを機に始めてみてはいかがだろうか。