今年は猛暑が続いており、夏バテや疲労を感じている方も多いと思いますが、
2018年8月7日放送の「林修の今でしょ講座」では
それを少しでも解消する食べ物の一つとして焼き鳥が紹介されます。
焼き鳥のどの部分が効果的なのかなどをまとめていきます。
焼き鳥が健康に良い理由
焼き鳥が健康に良いっていうイメージはそんなにないですよね?
しかし、焼き鳥は健康に良い食べ物なのです!
その理由は
- 焼き鳥は鶏の全身の部分を食べることができる
- 塩分は意外と少ない
という理由からです。
実は、鶏は部位によって栄養素が全く違います。
つまり、焼き鳥を食べれば様々な栄養素を吸収できるということなんです!
また、塩分が多そうに感じますが、タレや塩は表面上にしか付いていないため、
塩分はそこまで多くないのです。
焼き鳥の部位別の栄養効果一覧!
8月7日放送の「林修の今でしょ講座」では
焼き鳥の部位別の栄養と効果がランキング形式で紹介されていました。
全ての部位ではありませんが、焼き鳥を食べる際の参考にしてみてください!
第5位 むね肉の効果
焼き鳥のむね肉には以下のような特徴があります。
- 脂肪分が少ない
- タンパク質が豊富
- 水分が多く、消化が良い
- イミダゾールジペプチドが多く含まれている
- マグロ、カツオ、豚もも肉にもイミダゾールペプチドは含まれているが、
鶏むね肉は1.5倍以上も含まれている
イミダゾールペプチドとは食欲不振や疲労回復に効果があり、
細胞の酸化によって起こる疲労感を軽減します。
まさに夏にピッタリの焼き鳥というわけです!
1日の摂取量は2本くらいで
スーパーで購入する場合はカツオの叩きにも含まれているため、
併せて買うとオススメです!
第4位 鶏皮
鶏皮には以下のような特徴があります。
- 含まれるビタミンKが骨を丈夫にしてくれる
- ビタミンKは納豆やパセリなどに含まれており、肉に含まれているのは珍しい
- アルコールを摂取するとビタミンKが減少するため、お酒の席では食べた方が良い
鶏肉は油が多いイメージですが、
鶏肉の油は体内に残りづらいため、実は太りにくいのです。
1日の摂取量は2〜4本で
冷奴やしらすと一緒に摂ると、さらに骨が丈夫になります!
第3位 砂肝
砂肝には以下のような特徴があります。
- 低カロリー、高タンパクなのでダイエットに最適
- 亜鉛が含まれているため、髪の毛や皮膚を美しく保つ(美肌効果)
- 亜鉛は汗に含まれているため、夏に不足しやすい
- 亜鉛が不足すると味覚障害が起きる(味が感じにくくなる)
味覚障害になることで、味の濃い食べ物を取りやすくなり、
体に悪影響を及ぼしてしまいます。
なので、亜鉛が摂取できるのはとても大切なのです。
1日の摂取量は2本で
トマトを一緒に食べると肌がより良くなります!
第2位 ねぎま
ねぎまには以下のような特徴があります。
- ネギまに使用されているもも肉(ビタミンB1)ねぎ(アリシン)を
2つを一緒に摂取することでアリチアミンが生成される - アリチアミンが夏場に弱りやすい肝臓の働きを活性化させる
- アリチアミンは二日酔い予防の効果がある
夏場は肝臓の働きが鈍くなりがちです。
アリチアミンはビタミンB1とアリシンを同時に摂取しないと生成されないので
ねぎまは肝臓に優しい焼き鳥なのです。
1位 レバー
レバーには以下のような特徴があります。
- 鉄分、ビタミン、亜鉛など様々な栄養が含まれている
- 夏は運動する人が多いため、エネルギーが不足しがち
- エネルギーを補ったり貧血予防になる
レバーは鶏の肝臓ですが、肝臓は栄養の貯蔵庫です。
栄養素は他の焼き鳥の中でダントツに多く含んでいますが、
レバーに含まれる脂肪性ビタミンは摂りすぎると有害な働きをもたらす可能性があるため、
1日1本の摂取にしておいてください!
焼き鳥をバラすのは良くない?
焼き鳥を食べるときに串からバラして食べる時ってありますよね?
しかし、この方法は栄養面を考えた場合、あまり良くない食べ方です。
というのも、焼き鳥は肉の中に栄養が詰まっているのですが、
バラしてしまうと、その間から肉汁が出て、栄養が逃げてしまうためです。
ただ、大人数で食べる時はバラすのが一般的だと思うので、
一人で食べる時は意識する程度で良いかと思います。
まとめ
焼き鳥は様々な部位を一度に摂取できる料理であり、
栄養や体に与える効果も部位別で大きく異なります。
こうして部位別の効果を見てみると、全体的に均等に食べた方が
健康を考えたうえでは効果的なのかなと感じました。
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