2020年の東京オリンピック誘致の際に
裏金が支払われていた事実が判明したことが
問題となっており
一部では東京オリンピックを中止するべきだとの声も挙がっている。
そんな中、ネットで話題になっているのが
日本のメディアの報道の仕方だ。
この問題に大きく関わっているのが電通であることが
海外では報じられているものの
日本では電通という名前が出てこないどころか
相関図から削除されていたのだ。
これが意味することは一体何なのだろうか。
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東京オリンピック裏金問題と電通の相関図
今回の東京オリンピック誘致の裏金問題の
相関図として報じられた本来のものがこちらである。
これがオリンピック招致の賄賂相関図です。 pic.twitter.com/dJ5qfMvgCY
— 小野 修 (@FREDY_OYAJI) 2016年5月16日
赤字で書かれているものは
ユーザーがわかりやすいようにと
あとから付け足したものだが
しっかりと電通の名前が入っていることがわかる。
しかし、日本のメディアは
相関図の電通の部分だけを削除して報道したのだ。
東京オリンピックと電通の関係とは
電通は東京オリンピック誘致の段階から関わりがあり
誘致が決定すると正式なスポンサーとなったのだ。
スポンサーなので東京オリンピックが開催されれば
莫大な金額が電通の元に入ることになる。
そのため、今回の裏金問題に関しても
東京オリンピックが開催されることで一番得をするのが電通であるため
電通が主導的な立場だったとしても何ら不思議ではないのだ。
日本のメディアがこぞって名前を隠し
国会にも取り上げられたのだが
その国会で使われたフリップにも「D社」との記載にとどまっていた。
民進党、ビビッてるよーw/【東京オリンピック裏金問題】国会で民進・玉木氏が気を遣ってぼかしたD社、あえなく馳大臣に「電通」と言われてしまうw https://t.co/PvEs6iiNCr
— クラウス (@Klaus_Sco) 2016年5月16日
このような点から
いかに見えない力が働いているかがよくわかるだろう。
電通の名前が出ない理由は圧倒的な力か?
電通の名前が日本のメディアから出ない理由は
圧倒的な力によるものだろう。
日本のテレビは電通を介して広告収入によって成り立っている。
その電通の名を下げるような情報はタブー視されているのだ。
なので、このような現象は今に始まったことではない。
ただ、今回の相関図から綺麗さっぱり電通の名前を消すという
露骨なやり方を見ると、報道の自由とはいえ
しっかりと真実を報道してほしいというのが国民の願いだろう。
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東京オリンピック裏金問題によるツイッターの反応
IOC委員側への不透明な金の流れ。日本側は正当なコンサル対価と釈明。2億以上の金がコンサル対価?そんなわけないだろ!東京オリンピックはケチがつき過ぎている。都知事問題、新国立問題、エンブレム問題、予算問題、そして今回の金の問題。民間企業ならこんなケチ付きプロジェクトは中止にするね
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年5月14日
東京オリンピック裏金疑惑
どうなんだろう
国内でそれ否定しても
海外では徹底的に調査するよね
お金で買う五輪だったのか
今後問題は拡大しそうだ— 南風 (@banana393939) 2016年5月16日
本名を口にすると呪いをかけられたり神隠しにあったりするので誰も口にしない、というのはどっかの近代化されてない文明の話かと思ったら、まさか東京オリンピックの裏金騒動に関わった企業の名前を出さなかったりぼかして「D社」と伝えるくらいの、現代の日本のマスコミで起こってる事態だったとは。
— 乙城蒼无@コミティア116お疲れ様でした (@aomu) 2016年5月16日
私個人の意見としては
東京オリンピック開催が決定した瞬間は嬉しかったのだが
新国立競技場の問題やオリンピックエンブレムの問題など
いろいろな問題が浮上しているニュースを見ているうちに
少しずつ熱が冷めていき
今回の裏金問題で冷め切ってしまったというのが本音である。
もちろん、東京オリンピック出場を目指して
頑張っているアスリートもたくさんいるのも事実だが
このまま開催しても、頭の片隅に裏金問題が離れず
本当に心から楽しめるのかという気持ちになってしまう。
今後どういう展開になるのかは見守るしかないが
今回の裏金問題は本当に残念だと感じた。