ソウル オリンピックホールの座席表と見え方|正面を向くのはフロアとF区域だけ

ソウルのオリンピック公園にある、大衆音楽専門の公演場。K-POPのソロコンサートやファンミーティングで名前を見かける、オリンピックホール(올림픽홀)です。

収容は約3,000人。KSPO DOMEや高尺スカイドームと同じオリンピック公園エリアにありながら、規模はぐっと小さく、ステージとの距離が近いハコですね。

ただ、この会場でいちばん戸惑うのが座席の向き。正面を向いて座れるのは、フロアと中央のF区域だけという造りになっています。

チケットに「A3区域」「D1区域」と書いてあったとき、それが会場のどこで、どちらを向いているのか。この記事では公式の座席表をもとに区域の読み方と見え方、オリンピック公園駅からの行き方をまとめました。

オリンピックホールはどんな会場か

オリンピックホールは、ソウル市松坡区のオリンピック公園のなかにある公演場。住所はオリンピック路424で、同じ公園内にKSPO DOME(旧・体操競技場)やウリ金融アートホールが並んでいます。

公式の紹介では「大衆音楽の過去から未来までを一度に見られる複合文化空間」。つまりスポーツ施設の転用ではなく、最初からポピュラー音楽のために作られた公演場という位置づけになります。

建物は地下1階・地上2階で、延床面積は11,826㎡(3,584坪)。このなかに大公演場と小公演場(240席)、常設展示館、地下の生涯教育院などが入っています。

コンサートで使われるのは大公演場のほう。公式の数字は次のとおりです。

固定席 2,452席(施設概要では可動椅子を含めて2,432席と表記)
スタンディング 700席
フロア 500〜600席
車いす席 22席
舞台 幅23.1m×奥行18.5m×高さ8.5m

固定席の数が2つ出てくるのは、公式サイトのなかで紹介文と施設概要の表記が分かれているため。どちらも公式の数字なので、ここではそのまま並べておきます。

日本でいえば、中野サンプラザや東京ガーデンシアターの小さいほうの構成に近い規模感。アリーナ公演とホール公演のあいだ、という箱だと思ってください。

オリンピックホールの座席表|A〜Hの区域と後面席

公式の座席表はこういう構成になっています。

ソウル オリンピックホールの座席表(公式の区域名)STAGEFloor席スタンディングF11〜6番F21〜20番F31〜6番F1〜F3はすべて1〜11列/前方に車いす席GHA11〜9列A21〜10列A31〜10列A41〜10列E11〜9列E21〜10列E31〜10列E41〜9列B12〜13列B21〜9列D12〜13列D21〜9列後面席 左5〜20番後面席 中央1〜18番後面席 右1〜16番後面席は最大12列GATE 12F GATE 72F GATE 5GATE 42F GATE 82F GATE 6GATE 2GATE 3▲ 正面を向いているのはFloor席とF区域だけ。A・E区域は側面、B・D区域は斜めに置かれている※区域名は公式の表記。公演によってはC区域や「가・나・다・라」など別の名前で売られることがある

オリンピックホールの座席構成。正面を向いているのはFloor席とF区域だけで、A・E区域は側面、B・D区域は斜めに置かれている

区域はステージから見て左にA・B・G、中央にFloorとF、右にD・E・H。そしてステージの反対側の後面に、独立した3ブロックが並びます。

区域 列 座席番号 位置
Floor席 — — ステージ直前。スタンディング
F1 1〜11列 1〜6番 中央のやや左
F2 1〜11列 1〜20番 中央。いちばん広いブロック
F3 1〜11列 1〜6番 中央のやや右
A1 1〜9列 1〜11番 左の外側、ステージ寄り
A2 1〜10列 1〜12番 左の外側
A3 1〜10列 1〜12番 左の外側
A4 1〜10列 1〜14番 左の外側、後方寄り
B1 2〜13列 1〜23番 左の内側を斜めに走る帯。上部に車いす席
B2 1〜9列 14〜23番 B1の後ろ側
D1 2〜13列 1〜23番 右の内側を斜めに走る帯。上部に車いす席
D2 1〜9列 14〜23番 D1の後ろ側
E1 1〜9列 1〜10番 右の外側、ステージ寄り
E2 1〜10列 1〜12番 右の外側
E3 1〜10列 1〜12番 右の外側
E4 1〜9列 1〜14番 右の外側、後方寄り
G — — ステージ左、GATE 1のそば
H — — ステージ右、GATE 4のそば
後面席 最大12列 左5〜20番/中央1〜18番/右1〜16番 ステージの反対側

ここで覚えておきたいのが、B区域とD区域は斜めに置かれているということ。A区域やE区域のように壁と平行でもなければ、F区域のようにステージと正対してもいません。

実際に行った人も、そこを真っ先に注意点として挙げています。

「スタンド席が斜め向きの配置になっているから、チケッティング前に絶対に座席表を確認しておいた方がいい」とのこと。写真を見ると、客席が扇形ではなく角度を振って置かれているのが分かりますね。

もうひとつ、区域名が公演によって変わる点にも注意。公式の表記はA〜HとFですが、興行によってはC区域が登場したり、フロアが「가・나・다・라」と韓国語の順番で売られたりします。

チケットを取るときは、公式の座席表ではなくそのチケットサイトに出ている座席図を見るのが確実です。

区域ごとの見え方

実際の席からどう見えるのか。同じ公演の4か所を1つの投稿にまとめてくれている人がいました。

「2F A2〜A3あたり1列目」「2F C3 1列目」「floor 1番後ろ」「1F D1 7列」と、それぞれにキャプションが入っています。フロアを避けて1階席から入った、という選び方の説明も添えられていますね。

韓国のファンのあいだでは「視界(시야)」という言葉で座席の見え方を共有する文化があり、区域と列と座席番号まで書いた投稿が見つかります。

側面のA区域・E区域から

E2区域1列9番とA3区域2列8番。どちらも壁側の外周ブロックで、ステージを斜め前から見る角度になります。

同じ側面でも、より後ろのA4からだとこう見えます。

A4の1列目と、後面のC1区域6列目を並べた投稿。A4は後方寄りの側面ですが、手すりの向こうにステージ全体が収まっています。

後面のC区域から

1階C2区域の1列目。ステージの反対側にあたる位置ですが、正面からまっすぐ向き合う形になるので、演出の全体像はむしろつかみやすいところ。

約3,000人という規模なので、後面でも日本のアリーナのスタンド前方くらいの距離感に収まります。

オリンピックホールで見やすい席と見え方

区域 距離 視界 特徴
Floor席 非常に近い △ スタンディング。前の人と重なりやすい
F2 前方 近い ◎ ステージと正対する中央。迷ったらここ
F1・F3 近い ◎ 中央寄りで正面向き。F2の左右
F区域 後方 中くらい ◎ 11列までしかないので後方でも近い
B1・D1 近い ○ 斜め向き。体をひねる場面が出てくる
B2・D2 中くらい ○ 同じく斜め。B1・D1の後ろ
A1・E1 近い △ ステージ真横に近い側面。見切れの可能性
A3・A4/E3・E4 中くらい ○ 側面だが角度がつくぶん全体は見える
G・H 最も近い △ ステージ脇。演出によっては視界が限られる
後面席 遠い ○ 正面からステージ全体を見渡せる

迷ったらF2の中央。ステージと正対していて、しかも11列までしかないので、後ろの列でも距離が出ません。

「近さより全体を見たい」なら後面席という選び方もあります。約3,000人のハコなので、後面でも日本のアリーナのスタンド前方くらいの距離感ですね。

逆に気をつけたいのがA1とE1。ステージの真横に近い位置なので、セットの組み方によっては見切れが出ます。

車いす席とゲートの使い分け

車いす席は22席。公式の座席表ではB1区域とD1区域の上部、そしてF区域の前方に配置されています。

F区域の前方はステージに近い位置なので、車いす席としてはかなり条件がいいほうでしょう。

出入口は8か所あり、階によって分かれています。

左側 GATE 1/2F GATE 5/2F GATE 7
中央 GATE 2/GATE 3(F区域の後方)
右側 GATE 4/2F GATE 6/2F GATE 8

チケットに書かれたゲート番号を見ずに正面から入ると、館内をぐるりと回ることになります。入場前に確認しておきましょう。

なお、持ち込みの可否については公式サイトに一覧がありません。韓国の公演は主催者ごとにルールを決めるので、公演ページの案内に従うことになります。

アクセスと基本情報

最寄りは地下鉄5号線のオリンピック公園駅。公式が案内しているのは3番出口です。

オリンピック公園は広いので、出口を間違えると園内をかなり歩くことになります。3番出口から東2門方向、と覚えておくと迷いません。

バスも充実しています。支線(緑)が3212・3214・3316・3413・4213、幹線(青)が371、空港バス606、京畿バス30-5。空港から直行できるのは遠征組にはありがたいところ。

車で行く場合は東2門がいちばん近い入口。駐車はP2駐車場(6:00〜23:00、380台)で、小型10分600ウォン・大型10分1,200ウォン。10分以内の出庫は無料です。

正式名称 올림픽홀(オリンピックホール/Olympic Hall)
所在地 ソウル特別市松坡区オリンピック路424
収容人数 大公演場 約3,000人(固定2,452席+スタンディング700席)
規模 地下1階・地上2階/延床面積11,826㎡
座席の区域 Floor/F1〜F3/A1〜A4/B1・B2/D1・D2/E1〜E4/G/H/後面席
舞台 幅23.1m×奥行18.5m×高さ8.5m
最寄り駅 地下鉄5号線 オリンピック公園駅 3番出口
駐車場 P2駐車場 380台(6:00〜23:00)

オリンピックホールのよくある質問

「A3区域」はどこですか

ステージから見て左側の外側、前から3番目のブロックです。1〜10列、座席番号1〜12番。壁沿いの側面席なので、ステージとは正対しません。

いちばん見やすいのはどこですか

中央のF2区域。ステージと正面から向き合う位置で、1〜11列しかないので後方でも距離が出ません。全体を見渡したい人は後面席という選択もあります。

B区域とD区域は見づらいですか

斜めに置かれているので、ステージの正面を見るには少し体の向きを変えることになります。ただ距離は近いほうなので、見づらいというより「正対していない」と理解しておくのがよいでしょう。

キャパはどのくらいですか

大公演場で約3,000人。固定席2,452席にスタンディング700席という内訳ですね。小公演場は別にあり、こちらは240席になります。

チケットの区域名が公式サイトと違います

これは公演ごとに座席の売り方が変わるため。公式はA〜H・Fという表記ですが、興行によってはC区域が出てきたり、フロアが「가・나・다・라」で売られたりします。チケットサイトの座席図を基準にしてください。

最寄り駅からどのくらい歩きますか

地下鉄5号線オリンピック公園駅の3番出口が公式の案内。公園のなかを進むことになるので、出口を間違えると大回りになります。

KSPO DOMEとは別の会場ですか

別の会場です。どちらもオリンピック公園のなかにありますが、KSPO DOMEは1万人を超えるドーム型。オリンピックホールは約3,000人の音楽専用ホールで、規模がまったく違います。

双眼鏡は必要ですか

後面席なら持っていくと安心。ただ約3,000人のハコなので、F区域やB・D区域の前方であれば肉眼でも表情を追えます。

準備がまだの方へ

区域の読み方が分かったら、次は宿と通信ですね。オリンピックホールは公園のなかにあるので、「公園に泊まる」か「蚕室や都心に出る」かで当日の動きが変わります。

ソウルのホテルはどこで取る?

オリンピック公園は広く、園内を歩くだけでも時間がかかります。終演後にすぐ休みたいなら公園のなか、買い物や観光も楽しむなら蚕室か都心、という分け方になりますね。

なお韓国ではGoogleマップの徒歩ルート検索が使えません。距離感は地下鉄の駅を基準にしておくと間違いが少ないでしょう。

会場に近いホテル

ソウルオリンピックパークテル
ソウル特別市松坡区オリンピック路448/233室

オリンピック公園のなかにあるホテル。会場と同じオリンピック路沿いで、園内から出ずに移動できます。チェックインは15時、チェックアウトは11時。客室から公園の森や夢村濠を眺められるのが特徴です。

ロッテホテルワールド
ソウル特別市松坡区オリンピック路240/477室

蚕室駅に直結した大型ホテル。蚕室駅からは8号線で夢村土城駅まで1駅、そこからオリンピック公園の北側に入れます。ロッテワールドやロッテワールドタワーがすぐなので、公演の前後に時間をつぶしたい人向け。

都心に泊まるなら

オリンピック公園駅は5号線と9号線が乗り入れています。5号線なら東大門歴史文化公園・鍾路3街・光化門まで乗り換えなし。9号線は金浦空港までつながっているので、空港から直接ホテルに入る動き方もできます。

大型のK-POP公演が入るとこのあたりの宿は一気に埋まります。日程が出たら早めに動いておきたいところですね。

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現地でスマホを使うには

韓国での通信も、まず今の契約で足りるか確認しましょう。

ahamoは韓国も海外データ通信の対象国。月30GBの範囲内で追加料金なしに使えます(海外での初回通信から15日を超えると128kbpsに制限)。

楽天モバイルも韓国は対象国で、月2GBまで無料。超過後は128kbpsになり、1GB 500円でチャージできます。

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プレミアム 無制限 980円 どちらも可
プレミアム Daily 1GB 490円 どちらも可
無制限 670円 どちらも不可
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価格の差はChatGPTとTikTokが使えるかどうか。現地で翻訳アプリを回すなら、プレミアムを選んでおくと困りません。

購入後90日以内にQRコードを読み込む形なので、公演が決まった時点で買っておけます。

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双眼鏡は何倍を選べばいい?

約3,000人のホールなので、F区域やB・D区域の前方なら肉眼でも表情を追えます。

気をつけたいのは後面席。ステージの反対側から全体を見渡す位置なので、表情まで見たいなら軽い倍率のものを1つ持っておくと安心でしょう。

A区域・E区域のように横を向いている席も、距離より角度のほうが効いてきます。選び方は双眼鏡は何倍が必要か|会場・席種別の倍率早見表にまとめました。区域が決まってから読むと判断しやすくなります。

まとめ

オリンピックホールの座席表は、正面を向いているのがFloor席とF区域だけという造り。A・E区域は側面、B・D区域は斜めに置かれています。

チケットを取るときは区域の名前だけでなく、その区域がどちらを向いているかまで確認しておきたいところ。ここを見落とすと「近いのに見づらい」という席を引いてしまいます。

区域名は公演ごとに変わるので、基準にするのはチケットサイトの座席図のほう。席が決まったら、宿と通信の準備に取りかかりましょう。

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