ここ最近、子供のイジメによる悲しいニュースがたくさん報道されています。
これは子供だけでなく、大人にとっても重要な問題で、
仕事が長く続かない人の問題点として多く挙げられるのが人間関係のトラブルです。
筆者自身も学生時代、
陰口や悪口をヒソヒソと言われて悲しい気持ちになったり、
自分が言われる立場でなくても、
職場の人が誰かの悪口を持ちかけてきて困ってしまった経験があります。
学校や職場、ママ友の集まりなど大人数が集まる場所には、
どうしても悪口や陰口を好む人がいるものです。
陰口を言う人の心理は、いったいどういう状態なのでしょうか?
今回は陰口をよく言ってしまう人の特徴や、
自分が陰口を言われていると気付いた時に気にしない方法、
誰かの悪口を持ちかけられてしまった時の対処法などをまとめてみました!
陰口を言う人は心理状態がヤバい?
まず、どのような人が陰口や悪口を言ってしまうのか、
このようなタイプの人たちが多く言う傾向にあります。
- プライドが高く、傲慢な人
- 劣等感が強い人
- いつも自分と他人を比べてしまう人
プライドが高く自分に自信があると思いきや、
本当は自分に自信がなく劣等感が強い人が陰口を言ってしまうのです。
ではなぜ、陰口を言ってしまうのでしょうか?
- 他人を見下す発言をすることにより、自分がその人より優れていると錯覚できるから
- 自分の方が優れていると周りの人に認めてほしいから
- 大人数の中で誰かを悪く言い、それに賛同してもらうことで仲間意識を感じられるから
- 自分が嫌われたくないという気持ちが強いので、誰かの悪口を言うことで自分を守っている
以上の心理状態から、人は悪口や陰口を言っており、
誰かの悪口を言うことで、周りと仲良くなろうとも思っているのです。
そして一番恐いのは、軽い気持ちでついつい言ってしまっている状態で
陰口を言い過ぎて、陰口が癖になってしまっている人もいるのです。
ただ、こういう状態の人は決して珍しくないため、
自分の周りに一人や二人、思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか?
陰口を言われてしまった…気にしない方法はコレ!
陰口を好んで口にする人は
自分の弱さを守ろうとしている人が多く、
悪口で盛り上がることでしか誰かと仲良くなるきっかけが掴めない、
心の弱い人なのです。
もしあなたが悪口を言われていたとしても、
そのような心の弱い人に言われて悔しいでしょうか?
嫌な気持ちにはなりますが、
落ち込む必要は全くありません。
なぜなら、陰口を言うということはその人が自ら
「あなたがうらやましい!」と認めているようなものなので。
ただ、陰口を言われていることにお悩みの方も少なくないと思うので、
ぜひ以下のようなマインドを参考にしてみてください!
① 「あの人は心が弱い人なんだ」と大人になってあげる
悪口を言う人は心の弱い人です。
自分の劣等感をそのまま誰かにぶつけているだけなので、
そんな弱い人の言うことにクヨクヨする必要は全くありません。
② 「あの人にうらやましがられているんだ」と思う
先ほども申し上げましたが、
あなたの悪口を言うということは、その人はあなたに勝てない、
あなたがうらやましいと思って悪口を言っているのです。
なので、相手もあなたという存在を認めていることになるので、
「そんな負け犬の遠吠えなんてスルーしてやるわ!」
という強気な気持ちになりましょう!
③ 「結局、悪口は言った人に返ってくる」と心に刻む
因果応報という言葉があるように、
人にしたことは巡り巡って自分に返ってくるものです。
最近では引き寄せの法則なんかもブームになっていますが、
口にした言葉にはそれを引き寄せる力が宿っているとされています。
なので、こうした因果応報の効果を信じるというのも一つの手です。
ちなみにプロ野球の大谷翔平選手は運を引き寄せるために
グラウンドにゴミが落ちていたら必ず拾っていると過去に発言しており、
こうした因果応報の効果を信じる人は一流の人でも多いのです。
次はそれを少し掘り下げて、
なぜ自分に返ってくるかも含めて陰口のデメリットをまとめてみました。
陰口を言うことにはこんなにもデメリットが!
軽い気持ちで口にしてしまいがちな陰口ですが、
実はこんなにもたくさんのデメリットがあります!
デメリット① 自分の価値をどんどん下げる
悪口を言えば言うほど、
自分の価値を下げて回っているようなものです。
口を開けばネガティブな言葉しか出てこないような人の近くに、
誰も居たいとは思いません。
そのため、周りからどんどん人が離れてしまう可能性が高いのです。
デメリット② 同調してくれている味方が自分の陰口を言う可能性も
類は友を呼びます。
陰口で盛り上がってくれる人は他でも陰口を言う人で、
八方美人の可能性があります。
あなたの知らないところで
あなたの悪口を言って楽しんでいるかもしれませんよ。
デメリット③ 周りが自分に協力してくれなくなる
仕事場の環境が悪くなると、仕事を頼みづらくなったり、
自分に協力してもらえなくなります。
これはママ友やサークルなどでも同じで、
団体の中で人を悪く言うことはリスクしかありません。
デメリット④ チャンスを逃す
誰かの悪口を言うような自分に自信のない人には、
誰も良い話は持ってきません。
人望がなければ昇進したところで部下はついてこないですし…
この人を応援してあげたいと思う人にこそ、
誰かがチャンスを持ってきてくれるものです。
あの人を応援してあげたい…
自分がそう思う人は誰かの悪口を言っている人ではなく、
ただ、ひたむきに真っ直ぐ頑張っている…
そんな人ではありませんか?
デメリット⑤ 一度失った信頼は修復困難
悪口で人を傷付けるのは一瞬でできますが、
一度悪口を言う人というレッテルがついてしまいます。
それを修復するのには長い時間がかかってしまい、
最悪の場合、修復不可能な状態に陥ってしまうという大きなデメリットがあります。
などなど、挙げていけばキリがないほど
陰口にはデメリットがたくさんあるのです。
陰口を持ちかけられたらどう対処する?
誰かの悪口を持ちかけられた時が、一番気を遣いますよね。
悪口なんて言いたくないけれど、
悪口を持ちかけた人を拒絶してしまうのも気まずくなってしまいます。
とても難しいシチュエーションですが、上手くかわして人間関係を良好に保ちましょう!
① 同調も否定もしない
まずは、悪口を持ちかけてきた人の話を聞くことだけに留めましょう。
そこであなたも悪口に乗ってしまうのはいけません。
徹底的に聞き役に回ります。
② 持ちかけてきた人の心の弱さを労わる
自分が嫌な思いをしたから、
その人はきっとあなたに慰めてほしくて悪口を持ちかけてきたのでしょう。
それがどんなに被害妄想で、悪く言われている人が本当は悪くなくても、
その人が嫌な気持ちになってしまったのは事実なのです。
悪口には同調せず、「嫌な思いをして大変だったね」というスタンスで話を聞きます。
③ その人と距離を保つ
上記2つの対応をしても陰口を持ちかけられる場合は、
少しずつ距離を置くのも一つの手で、
相手になぜ距離を置かれたのかを気づかせるのが効果的です。
ただ、団体の中だと完全に縁を切るわけにもいかないので、
着かず離れずの距離感は保ってください。
④ 中立の立場を守る
物腰は柔らかくなくてはいけませんが、
「自分はあなたに同調しません」という凛とした意志をしっかり持ちましょう。
ここで持ちかけてきた人を否定したり拒絶してしまうと、その人が傷付いてしまいます。
あなたを信頼して悪口を言っていることは受け止めてあげつつ、
あくまで中立の立場を守りましょう。
また、悪口を言われている人の長所や尊敬できるところなどを
持ちかけてきた人に伝えてみるなども効果的です。
同調してくれないとわかると、
自然と悪口を言わなくなることもあるのでオススメです。
元SMAP 中居正広が語る悪口を言う人の対処法
ちなみに元SMAPの中居正広さんが
2015年11月14日に放送されたラジオ番組
『中居正広のSome girl’ SMAP』の中で
「イラついて他人の悪口を言う人への対応」について発言していました。
まず、陰口を持ちかけられた場合
「そうだよなー」などと話に乗るような発言は一切せず、
陰口を言われている人のことを自分が知っていても知らなくても
その人を擁護する立場に回るそうです。
そうすることで
「あなたはそんなに正しくないよ」と遠回しに教えているんだとか!
もちろん、これが全て正しいというわけではないですが、
何年も芸能界の第一線で活躍する彼が実践している方法は
非常に説得力があると感じたので、
こちらも参考になればと思い、ご紹介させていただきました。
あなたもこうならないために…陰口を言わない人の特徴はコレ!
自分もうっかり陰口を言っていないか、今一度振り返ってみましょう。
悪口をよく言う人を反面教師にして、
自分はそうならないように意識していきたいものです。
陰口を言わない人になるため、また人の陰口なんて言わない人と仲良くなるためにも、
陰口を言わない人の特徴をまとめてみました。
- 謙虚な姿勢の人
- 素直な人
- 自分の良いところを肯定出来ている人
- 相手の長所を見つけるのが上手な人
- ポジティブ思考の人
- 悪口は身を滅ぼすことを知っている人
毎日心晴れやかに過ごすためにも、ぜひ以上のことを意識していきましょう!
まとめ
いかかでしたか?
会社や学校など多くの人と関わる場では、
本当にいろんな人がいますよね。
時に誰かの悪口は人との距離を縮めたりしますが、
そのリスクはとても大きいのです。
団体の中で気持ちよく生きていくには、
悪口や陰口を言わないことがとても重要です。
陰口を言う人の心理は、
その人の弱さを誰かに慰めて認めてほしいという状態なので
陰口を言われた時は悲しい気持ちになりますが、
その人が自分を羨ましがっていると思ってあまり気にしないことが大切です。
そして、誰かの悪口を持ちかけられた時もあくまで中立の立場を守って、
波風立てずに対処していき、
人を蹴落とすのではなく、自分の良いところは自分自身でしっかり肯定してあげて、
悪口を言わない&乗らない&気にしないスマートな大人になりましょう!
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