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反抗期の子供との上手な接し方とは?
反抗期の子供の心はとても繊細なので、接し方が難しいとお悩みの方も多いですよね。
反抗期の子供への接し方でのポイントは、言動に一貫性を持つということです。
よくやりがちなのは
「もう子供じゃないんだから」と「まだ子供なんだから」の使い分けをしてしまうことです。
ただでさえ反抗期の子供は、
自分という存在の確立の真っただ中で葛藤しています。
このように大人の都合により使い分けて叱ってしまうと、
子供はとても困惑し不安を感じてしまいます。
ですので、大人の言動で困惑させてしまわぬよう、一貫性を持った言動を心がけましょう。
反抗期の子供にとってはいけない行動はコレ!
それを含め、反抗期の子供にしてはいけない行動はこちらです。
- 体罰で抑えつける
- 自分の若い時やよその子と比較するような発言をする
- 過度に干渉する
- スマホやパソコンなどのパーソナルなものを取り上げる
- 勝手に部屋に入る
- 大人の都合で叱り方や言っていることをころころ変える
自分の子供であっても自分の所有物ではありません。
子供であっても一人の人間として接し、
個人の部屋やパーソナルな物に干渉することはやめましょう。
そして、大人の都合に合わせて頭ごなしに叱ることはやめましょう。
このポイントを意識して子供に接してみよう
次に、反抗期の子供に接するときに意識したいポイントをまとめてみます。
- 小さなことでもさり気なく褒める
- 適度な距離感を保つ
- 家庭がほっとできる居場所であるために、夫婦仲や家庭環境を穏やかに保つ
人は他人に認めてもらうことで自信をつけ、それが何かに挑戦する勇気となります。
自分の親にはなおさら、頑張りを認めてもらいたいのです。
そのため、小さなことでも褒めることで、子供は自分は認めてもらえていると安心するので、
わざとらしくならないよう、さり気なく褒めてあげましょう。
そして、ついつい「あれしなさい!これしなさい!」と言ってしまいがちですが、
指図するような発言は子供の反抗心に火を点けてしまいます。
本当に困っている時や間違った方に進みそうな時には協力したり道を正してあげて、
その他はその子を信じて見守るといった付かず離れずの距離感が望ましいです。
最後に、家庭環境は子供にとってとても重要です。
学校などの外の世界でたくさんのストレスを抱えやすい思春期だからこそ、
家に帰ってきたらほっと心を緩めることができるような家庭環境を作ってあげましょう。
特にお父さんとお母さんが目の前でケンカをすることは、子供にとって大きなストレスとなります。
また、仕事での愚痴や不満をしょっちゅう口にするような環境も、
子供にとって大人になる事への不安感を持ちやすくなる原因となります。
家庭環境は反抗期の子供にとってとても大切で、その後の人生や価値観に大きく影響することです。
家族が穏やかに過ごせる環境であるかどうか、今一度振り返ってみましょう。
反抗期でなく、単なるわがままな性格のケースも
反抗期の子供に対して、その主張はできるだけ尊重してあげることが大切ですが、
中には反抗期であることに関係のない単なるわがままである場合があります。
もし、そのわがままを見逃していたり、わがままを全て叶えてあげてしまうと
自分の要求は誰かが全て叶えてくれるものというような間違った認識のまま大人になってしまいます。
例えば、子供がゲームなどの欲しいものをねだって聞かないとき、
子供をなだめるのが面倒でついつい買ってあげてしまうお母さんがいます。
それが数百円のお菓子だと、
なおさら「安いし、まあいいか…」と買い与えてしまいがちです。
しかし、幼い時から毎回それを繰り返していると、
子供は「欲しいものはダダをこねれば全部手に入る」と認識します。
そうすると、子供は我慢をすることを学ばないまま大人になってしまいます。
思春期の反抗期の子供はその対応がとても難しいのですが、
反抗期ゆえのイライラなのか、自立とは関係のないことでイライラしたり要求をしている
ただのわがままなのかを見極める必要があります。
そして、自分の感情をコントロールできる人に成長できるように、
大人は子供のわがままを見逃さずにきちんと律してあげることが大切です。
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まとめ
成長の一環が理由である反抗期ですが、反抗期の子供とはコミュニケーションが難しいものです。
反抗期の特徴として言葉遣いや行動が荒いものになったり、
あいさつや返事をしなくなって部屋にこもりがちになるというものが挙げられます。
思春期の反抗期は、だいたい小学校高学年から高校生までの期間に現われます。
しかし個人差があるものなので、いつからいつまでという明確なラインはなく、
徐々に始まり、いつの間にか終わっているという場合が多いです。
反抗期のお子さんと接するときのコツとして、
子供の自立心を尊重し子供を信頼して、適度な距離感を保って見守ることが大切です。
なかなか反抗期が終わらない、自立したいという欲求に関係のないイライラを見せている場合は
単なるわがままである可能性があります。
その場合は子供としっかり向き合い、正しい叱り方をして
わがままな気持ちを自分でコントロールできるように大人がサポートしてあげましょう。
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