多くの人が関わるであろう問題の一つに親知らずがある。
親知らずになる人の割合はなんと4人中3人。
つまり、7割以上もの人に親知らずが生えてくる計算になる。
生えてきてしまった場合、抜歯をする人がほとんどだが
その場合、抜歯後の痛みのピークはいつまで続くのかを
私の経験も踏まえてご紹介したい。
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そもそも、親知らずを抜歯する理由とは?
親知らずは7割以上の人に生えてくると上記で説明したが
なぜ、親知らずを抜歯する必要があるのだろうか。
理由は人によって様々だが親知らずは普通の歯とは違い
正常な形で生えていないことがほとんど。
それによって歯茎に炎症を起こしてしまうことにより
腫れ上がったりや口を正常に開くことができなくなったり
親知らずと隣接する歯が虫歯になりやすくなってしまうといった
悪影響を及ぼす恐れがあるため
そのようなリスクを避けるために親知らずを抜歯するというのが一般的だ。
親知らずの抜歯後の痛みはどれくらい続く?
親知らずを抜歯した後の痛みは一般的には1週間ほどで治まるとされている。
痛みはズキズキと頭に響くような感じだ。
しかし、これは施術の方法によって差が出るとされている。
例えば、親知らずが真横に生えていた場合、施術が複雑なものになるため
その分、痛みが通常よりも長く続く場合があるというわけだ。
また、上の歯を抜歯するよりも下の歯を抜歯する方が
痛みが長く続くと言われている。
私の場合は下の歯を抜歯したが
歯茎を切ったり、難しい位置に生えていたということもあり
2週間近くは痛みが続いた。
親知らずの抜歯後の痛みのピークはいつまで?
抜歯後の痛みのピークについては、だいたい3日間というのが一般的で
それ以降、痛みが軽減されていく傾向にある。
抜歯後は痛み止めを服用するのだが、3日間も経てば痛み止めを必要としないくらいの
痛みに軽減される。
人によっては、痛みをほとんど感じない方もいるとのことで
これも親知らずの状況によって個人差があるため
どれくらいの痛みを伴う親知らずなのかは担当の歯医者さんに聞けば
ある程度答えてくれるだろう。
私のピークはドライソケットになったため
1週間ほど痛み止め無しでは物事に集中できないほどの痛みに襲われた。
しかし、それ以降は痛みが軽減され、痛み止め無しでも気にならないほどになった。
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ドライソケットとは
親知らずの抜歯後は骨がむき出しの状態になっており
本来であれば、血が固まってかさぶたの役割を果たすことで
痛みが軽減されるのだが
これが上手く固まらず、骨がむき出しのままになることで痛みが続いてしまう状態のことを
ドライソケットという。
私はこのドライソケットになったため痛みのピークが長く続いてしまったのだ。
原因としては、うがいのし過ぎや飲酒・喫煙、激しい運動などが挙げられるが
これらの行為に注意しても起きてしまうため、運の要素も強いとのこと。
親知らずの抜歯後のしてはいけない行動
親知らずを抜歯後は次の行動はしないようにしておきたい。
・飲酒
・喫煙
・激しい運動
・熱いお風呂に長時間入らない
・抜歯した箇所でものを噛まない
・うがいをし過ぎない
おそらく、親知らずを抜歯した後に治療した歯医者さんから指導があると思うが
一応記載しておいた。
これらの行為はドライソケットの原因にもなり
痛みがいつまでも治らなかったり、ピークが長く続いてしまう原因にもなるため
避けるようにしておきたい。
まとめ
親知らずの抜歯後の痛みはいつまで続くのかとピークを中心にお伝えした。
痛みのピークはだいたい3日間。
いつまで続くのかは1週間ほどである。
しかし、これらの期間は個人差があり
私自身は平均よりも長く痛みやピークが続いたため
あまりに痛みが続くようなら歯医者さんに相談して
痛み止めを多くもらうなどして、あまり我慢しない方が良いだろう。
また、痛みが長く続くと、仕事に支障をきたす恐れもあるため
ある程度仕事が落ち着いた時期に治療することを強くオススメする。