人間にとって切っても切り離せないものの一つがストレス。
あなたはこのストレスを適度に解消しているだろうか。
ストレスを過度に溜め込んでしまうと病気になったり、人間関係が疎かになったりと
あなたにとって悪い影響を及ぼしてしまう。
ストレス解消法としては食事、運動、趣味に費やすなど様々な方法があるが
ここでは、簡単にできるストレス解消法として音楽を聴く方法をご紹介していきたい。
スポンサードリンク
ストレスはどれくらいの人が抱えているのか
音楽によるストレス解消法のご紹介の前に見てもらいたいデータがある。
これは厚生労働省が発表したストレスに関する意識調査の結果である。
平静22年度と少し古いデータであるが現在も結果はあまり変わらないだろう。
このデータを見ると半数近くの人がストレスを感じていると答えており
20代〜50代にかけて割合が高いことがわかる。
ストレス解消法に音楽がオススメの理由
上記のデータからストレスを抱えている人は多いことがわかったものの
多くの人が実践できそうな解消法と考えた際にオススメなのが音楽なのだ。
その理由としては
気軽に始めることができる
時間をあまり取らない
金銭的負担が少ない
などの理由から音楽がストレス解消法に最適であると考えた。
もちろん、音楽が苦手な方もいるので
自分に合ったストレス解消法かを十分に判断したうえで
次から紹介するストレス解消法を実践してほしい。
ストレス解消法に効果的な音楽はどれ?
まず、どのような音楽を聴けば良いのかについてだが
基本的には自分の好きな曲を聴いてもらえれば良い。
しかし、注意点として
最初に聴く曲は静かでスローな曲を選曲し
そこから徐々にテンポの速い曲にしていくと良い。
また、曲のジャンルについてだが
ストレス解消法としてクラシック音楽が有名だが
クラシック音楽に興味がない人が無理に聴いても
逆効果であることが判明している。
自分が落ち込んでいると感じた時には暗い曲を。
反対にテンションが高い時には明るい曲を選曲するなど
自分の状態に合わせた音楽を聴くようにしよう。
さらに悲しい曲を聴く場合に泣けるようであれば泣いてみよう。
涙を流すことは脳がリラックス状態になり、ストレス解消法に適しているためだ。
音楽はどれくらいの時間聴けば良い?
音楽を聴く時間は30分〜1時間が目安。
この時間はなるべく音楽を聴くことのみに集中し
毎日続けることで効果が現れ始める。
また、同じ音楽ばかりを聴き続けると飽きてしまい、効果が薄れる可能性があるため
聴く音楽は複数枚用意することをオススメする。
音楽でストレス解消法を高めるにはスピーカーが良い
音楽を聴こうと思うとイヤホンで聴く方がほとんどだと思うが
スピーカーの方がイヤホンよりも臨場感が出るため
用意できる環境があるのであればオススメする。
また、ヒーリングなど音楽療法用の音楽を聴く場合は
外部の音を遮断した方が効果が高いため、ヘッドホンで聴く方は効果的だ。
音楽を聴く時間帯は寝る前
ストレス解消目的で音楽を聴くなら寝る前が効果的だ。
寝る前というのは体温が下がり出し、脳内や自律神経が
音楽によって調和されやすい時間帯であるためだ。
また、眠気も誘ってくれるため
音楽を聴き終えたら、そのままベッドに入ることで
睡眠の質も良くなるので、一石二鳥である。
普段音楽を聴かない、選曲ができないという方に
普段あまり音楽を聴かなかったり、聴く曲が限られている方もいると思うので
そういう方は自然音を聴くことをオススメする。
自然音とは虫の鳴き声や川のせせらぎの音などのことで
Youtubeで検索するといくつかヒットする。
また、これ以外にもAmazonで検索すると
ストレス解消法に最適な音楽CDがいくつかヒットするのだが
その中でもこちらは特に評価が高かった。
[amazonjs asin=”B000SLY0FC” locale=”JP” title=”自律神経にやさしい音楽”]
リンクに飛ぶと視聴することもできるため
もし、選曲で悩んだらこういった音楽を聴くのも良いだろう。
スポンサードリンク
まとめ
音楽でストレスを解消する方法について要点をまとめると
・音楽の選曲は自由。
(しかし、最初は静かでスローな曲から)
・音楽を聴く時間は30分〜1時間程度。
・時間帯は寝る前が効果的。
・音楽療法用の音楽はヘッドホンでそれ以外はスピーカーが効果的。
・自分の状態に合わせた音楽を選ぶ。
・音楽を普段聴かない、聴く曲が限られている方は自然音もオススメ。
以上が要点である。
ストレスを抱える人が多い現代社会だが
そういった方々に対して少しでも役に立てれば幸いである。