イギリスとイングランドの違いを簡単に説明!サッカーと五輪で立場が違うのはなぜ?

現在ロシアワールドカップ2018が行われており、私もこの時期だけはサッカーを見るのですが、
ふと、”イギリスチームの名前が無いこと”に疑問を感じました。

これは以前から思っていたことなのですが、気になったので調べてみると、

イギリス=イングランドということで違いがほとんど無いことがわかりました。

しかし、なぜオリンピックの時は『イギリス』なのに
サッカーの時には『イギリス』ではなく、『イングランド』として出場するのでしょうか?

その点についてわかりやすくまとめてみました。




“イギリス”はイングランドを含む4カ国の総称だった

イギリスの正式名称は『グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国』といい、
英語では『United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland』となっています。
(俗に言うUKですね)

実はイギリスは元々イングランドだったのですが、

1536年 イングランドがウェールズを併合
1707年 スコットランドを併合
1801年 アイルランド全域を併合
1922年 北部6州を除く26州が分離し、現在の形になった

と言う経緯から

  • イングランド
  • ウェールズ
  • スコットランド
  • 北アイルランド

の4カ国を総称して日本ではイギリスと呼ばれています。

ちなみにイギリスという言葉はイングリッシュがなまって出来た和製英語なので
海外でイギリスとどんなに発音良く言っても伝わりません。

サッカーだとイギリスとして出場しないのはなぜ?

イギリスが4カ国の総称だということがわかりましたが、
なぜ、オリンピックの時はイギリスとして出場しているのに
サッカーの時はイングランドやスコットランドなどとして出場しているのでしょうか?

そもそも、サッカーが現在の形になったのは
イギリスのルールが世界に広まったためだとされています。

そして、ワールドカップは各国1チームまでというFIFAの決まりがあるのですが、
イギリスは「別枠にしてほしい」と強く反対。

このような要求は受け入れられないと思われましたが、サッカーの歴史発祥の地でもあることを理由に
イギリスは特別に別チームでの参加が認められているのです。

ただ、オリンピックでは認められていないため、イギリスとして参加しています。

 

なので、オリンピックのサッカーはイギリスとして出場することとなりますが、
互いの国はとても対抗意識が強い関係性なので、統合チームを長い間作っておらず、
ロンドンオリンピックの際にはイングランドとウェールズの選手たちがイギリス代表として出場しました。

ちなみにサッカーの他にラグビーも別チームでの参加が認められています。





イギリスの実情


イギリスの人口の7〜8割はイングランドが占めており、
スコットランド、北アイルランド、ウェールズは
イングランドの属国のような状態というのが現状です。

その3カ国は将来的に独立したいという考えがあるのですが、
経済面などを見ると、イングランドを必要とするしか無い状況です。

ですが、200年ほど前まではバチバチで戦争をしていた国同士なので
仲はあまり良くありません。

なので仮にイギリス人を呼ぶ際は

  • イングランド人…English
  • スコットランド人…Scottish
  • ウェールズ人…Welsh
  • 北アイルランド人…Northern-Irish

と呼ぶようにし、
出身地がわからない場合はBritishを使うと不快な思いをさせることはありません。

4カ国同士で切磋琢磨はほとんどない?

日本ではイギリスとして呼ばれ、まとめられている4カ国ですが、
例えば、サッカーでイングランドがスペインに勝った場合、
スコットランド、北アイルランド、ウェールズの人々は喜ぶのでしょうか?

答えはNOのようですね。
むしろ、「スペイン勝ってくれ!」と思っている人が多いのが現状のようです。

先ほどもご紹介した通り、ガッツリと戦争をやっていた国同士の溝は
私たちが想像している以上の深さがあるのです。

ただ、将来的にはそのような溝を解消して
隣国同士、切磋琢磨する関係になってほしいというのが個人的な感想です。

まとめ

イギリスとイングランドの違いについて簡単にご紹介しましたが、いかがでしょうか?

4カ国の中でもイングランドは特に発展しているため、
サッカーなどで耳にする機会が多いですが、サッカーやラグビーは特別にチーム別での参加が認められていたのです。

このような知識を持って見ると、また変わった見方が出来そうですよね!




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