通常の満月より大きい満月が観測できる「スーパームーン」が
2016年11月14日(月)に観測できると話題になっている。
これは月と地球の距離が近くなることによって起きる現象なのだが、
特に2016年11月のスーパームーンはその距離が最も狭まり、
68年ぶりの大接近なんだとか。
そんなスーパームーンを見逃さないために、
・時間は何時に観測するのが良いのか
・どの方角を見れば良いのか
・どんな場所で観測すれば良いのか
・スーパームーンと地震や願い事の関係性はあるのか
これらについてご紹介していきたい。
【11月15日追記あり】
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2016年11月のスーパームーンの時間は何時がオススメ?
スーパームーンが観測できるのは2016年11月14日(月)だが、
この日の中でも地球と月が最接近し、月が一番大きく見える時間というものが存在する。
その時間は日本時間で午前11時51分頃と真昼間なので、
残念ながら最接近したスーパームーンの姿を確認することはできないのだ。
しかし、日没後の時間でオススメなのが
地球と月が最接近する時間:20時21分頃
満月になる時間:22時52分頃
とされているため、
上記のどちらかの時間でスーパームーンを観測することをオススメする。
2016年11月のスーパームーンの方角と観測する場所について
次に、スーパームーンが現れる方角についてだが、
上記の時間帯で説明すると以下のような方角になっている。
20時21分頃の場合の方角:南東
22時52分頃の場合の方角:南
方角に関しては11月14日に上空を見渡せば、すぐにスーパームーンが確認できると思うため、
特に頭に入れておかなくても問題ないだろう。
また、観測する場所でオススメなのは都市のライトが当たらない場所だ。
これはスーパームーンは普通の満月よりも30%ほど明るいのだが、
都市部のライトが強い場所だと、その明るさが感じられないためである。
なので、近くにそのような場所があるのなら
都市部のライトが当たらない場所で観測することをオススメする。
2016年11月14日の天気
スーパームーンを観測するうえで重要なのは天気である。
そこで11月14日の天気を調べてみた。(11月11日現在)
すると、沖縄は観測できそうだが、
それ以外の東京、大阪、福岡、名古屋、新潟などの天気が心配である。
全体的に雨や曇りという予報が出ており、
スーパームーンの翌日の11月15日の天気予報を見ると、
東京や新潟などは朝まで天気が悪そうなので、
スーパームーンの観測が難しい可能性が高いのだ。
なので、どうしても観たいという方は当日Youtubeでライブ配信を予定しているため、
「weathernews」のチャンネルを検索してみてほしい。
スーパームーンと地震の関係性
現時点でスーパームーンと地震は関連しているという科学的な根拠は発表されていないのだが、
2011年はスーパームーンが起きる数日前に東日本大震災が発生したということで、
地震と関連しているのではないかとする声も強まっているようだ。
また、2016年に東京大学の研究によって
新月や満月が地震に関係している可能性があるとする発表もされている。
その理屈としては月の引力が地球の地盤に影響を与え、地震を誘発しているというものだ。
ただ、月の引力が強まる新月と満月は毎月2回もあることから、
たまたま地震の発生時期と新月や満月の時期が被っていたとの見方もできるため、
スーパームーンが地震を誘発している因果関係は今のところ無いとみて良いだろう。
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スーパームーンは願い事を叶えるって本当?
スーパームーンと願い事の関係についてはスピリチュアル的な要素が絡んでいる。
スピリチュアルでは満月には達成するエネルギーが満ち溢れているという考え方があり、
その満月が大きいほど効果も期待できるとされている。
つまり、満月が大きいスーパームーンに願い事をお祈りすることでより効果が期待できる、
こうした経緯からスーパームーンは願い事が叶うとされているようだ。
私個人的には流れ星に3回願い事を言うと願い事が叶うと言われていることと同じで、
科学的根拠はないが、やってみる価値はある程度に捉えておけば良いのかなと思う。
2016年11月14日のスーパームーンは68年ぶりの大接近となるため、
唯一天気が特に心配されるものの、
普段よりも大きい満月を見て幻想的な気分に浸ってみてはいかがだろうか。
【追記】
11月14日のスーパームーンは多くの地域で天候不良によって観測することができなかったが、
11月15日以降は14日よりは接近しないものの、通常より大きな月が観測できるとのことなので、
夜空を眺めてみてはいかがだろうか。