子供が歯磨きを嫌がる…
子供が歯磨きをしない…
子供の歯磨きの仕方がわからない…
そんな悩みを抱えていませんか?
実は子供が歯磨きを嫌がるのには理由があるのです。
歯磨きを嫌がる理由やその対策に加えて、
1歳、2歳、3歳の子供をもつお母さんの歯磨き嫌いに関する体験談も紹介していき、
1日に何回の歯磨きがベストなのかというよくある疑問についても解説したいと思います。
それでは、まずは子供はどういった理由で歯磨きを嫌がるのかをみてみましょう!
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子供はなぜ歯磨きを嫌がるのか
- 口に歯ブラシを入れるのが嫌だから
歯ブラシは、子供が今まで口に入れたことのない形状で、
歯ブラシの毛が歯や歯茎に触れるのはとても気持ちの悪い感触です。
噛んでも大丈夫な赤ちゃん用の歯ブラシから慣らしていくと良いでしょう。
- 口を開きっぱなしにするのがつらいから
口を開きっぱなしにしていると、口の中によだれが溜まってきます。
子供はまだ上手に溜まったよだれを吐き出すことができません。
また、口を開け続けていることによる疲労感も不快なのでしょう。
- 痛みを感じているから
磨く力が強くなってしまい、痛みを感じているのかも知れません。
子供用の歯ブラシは毛が短く、大人が思っているよりも痛みを感じやすいのです。
また、歯磨きをするために強く口角を引っ張ってしまって、痛みを感じている場合もあります。
- じっとしていられないから
ただ仰向けで寝転がることが嫌だという子もいるでしょう。
無理に押さえつけてしまうと、
歯磨きの時はお母さんが怖くなるという印象付けてしまうので注意が必要です。
などの様々な原因が考えられます。
最近では育児雑誌や育児本でも取り上げられるようになっていることから、
子供の歯磨きに対して関心を持つ方が増えてきているのでしょう。
その結果、子供の虫歯は年々減ってきているそうですが、
日々大変な思いをしている方は多いようです。
歯磨きを嫌がる理由をしっかり理解し、
適切に対策を練っていく必要がありますね。
歯磨きを嫌がるのはあなたの子供だけではない!
実は歯磨きを嫌う子供はとても多いです。
歯磨きが嫌いな子供をもつお母さんの体験談をいくつか紹介したいと思います!
- 無理矢理歯磨きをしようとすると泣き叫び、全くさせてくれない。(1歳8ヶ月)
- 歯ブラシで遊ぶことは好きだが、歯磨きしようとすると全力で拒否される。(1歳3ヶ月)
- 入浴後にガーゼで歯を拭こうとすると嫌がる。(10ヶ月)
- 歯磨きをさせてくれない。途中で飽きたり口を開けてくれなかったりで、そのうち怒り出す。(2歳)
- 歯磨きをしようとすると大泣きされた。ついつい力が入ってしまう。(1歳3ヶ月)
- 歯磨きの時に大泣き&大暴れ。以前に採血した時と同じくらい暴れる。(1歳6ヶ月)
- 歯磨きを急に嫌がるようになった。何をしても嫌がるので、無理矢理歯磨きしてしまう。(11ヶ月)
- 歯磨きを嫌がり、上の歯が4本溶けてきている。(3歳)
などなど…紹介したのはほんの一部で、
もっとたくさんのお母さんが子供の歯磨きに苦戦しているようです。
一体どのようにすれば、歯磨きをしてくれるようになるのでしょうか?
歯磨き嫌いの対策はコレ!
歯磨きが嫌いな我が子の対策法の仕方を以下にまとめてみました!
もちろん、全ての子供に効果があるわけではないですが、
まだこの方法を試してないというものがあったらトライしてみてください。
①歯ブラシを工夫してみる
好きなキャラクターがプリントされている歯ブラシは、恐怖心を和らげるために効果的です。
「〇〇と一緒に歯磨きしようね」などと促してあげれば、
歯磨きに対する恐怖心が薄れていくでしょう。
以下の商品がその一例です。
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②歯磨き粉を工夫してみる
歯磨き粉は、色々なフレーバーのものが売られているので
好みの歯磨き粉を使ってあげると良いです。
その子によっては辛いと感じてしまう場合もあるので、
辛みのないものを選んであげてください。
③歯磨きに関する絵本を読み聞かせる
なぜ歯磨きをするのか、歯磨きをしないとどうなってしまうのかなど、
絵本を通して伝えてあげることで歯磨きに対する理解が深まります。
普段の読み聞かせに取り入れることで、歯磨きを身近なものだと認識させてあげましょう。
④優しい表情、優しい声で
歯磨きの時に力が入ってしまったりイライラしてしまうと、
歯磨きはお母さんが怖くなる時間だと恐怖を感じてしまいます。
優しい声と優しい表情で歯磨きをして、終わったらできるだけたくさん褒めてあげましょう。
次に歯磨きする時にも褒めてもらおうと、一生懸命歯磨きするようになるはずです。
歌を歌いながら歯磨きする
教育テレビの歌やお母さんが作った歌など何でも良いので、
歯磨きの時間を楽しく過ごせるようにしましょう。
ぬいぐるみなどの人形を使ってみても効果的です。
また、YouTubeで「歯磨きの歌」と検索すると、
以下のような可愛らしい歌を聞くことができます!
再生回数も6,000万回を超えているため、
多くの人がこの歌を利用していることがよくわかります!
以上のように歯磨きをいかに楽しいものだと思ってもらうかがポイントのようですね。
恐怖心はすぐに消えるものではないので、
気長に地道に改善していきましょう!
歯磨きをしないのは絶対にNG!子供は虫歯になりやすい!
実は子供には虫歯になりやすい時期というものがあるのです。
1歳6ヶ月頃から奥歯が生え始めるのですが、
これくらいの時期から虫歯になりやすい時期に突入します。
虫歯になりやすい時期は1歳7ヶ月頃〜2歳7ヶ月頃と言われています。
この時期に虫歯菌がうつらなければ、虫歯になりにくいそうです。
では、虫歯菌がうつらないようにするにはどのようなことをすると良いのでしょう?
①関わる家族の口腔内の管理をしっかりする
歯医者さんなどで口腔内の状態をチェックしてもらうと良いそうです。
治療が必要であれば治療もしてもらえるので、一度受診してみても良いかも知れませんね。
②しっかり歯磨きをする
食後はお口の中が酸性になり、脱灰(だっかい)という歯が溶けてしまう現象が起こります。
その後、唾液の力により再石灰化という現象が起きて元に戻るそうです。
食後に歯磨きをせずに歯垢が溜まっていくと、
再石灰化できずに脱灰が進んで歯が溶けたまま元に戻らず、
虫歯になってしまうということになります。
そうならないためには、食事やおやつの時間はなるべく時間を決め、
食後は歯磨きをするようにしましょう。
③なるべく甘いものは口にしない
糖分は虫歯菌の餌になり、
さらに糖分には依存性があるので一度食べるとどんどん食べたくなってしまいます。
なるべく甘いものを食べさせないことが虫歯の予防に繋がるということですね。
歯磨きをする回数は1日に何回がベストなのか
理想の回数は朝と夜の1日2回と言われています。
朝は寝ている間に増えてしまった細菌を減らすのが目的で、
夜は歯垢をしっかり落とすことが目的です。
夜は歯ブラシやデンタルフロスなども使って、しっかり汚れを落としてあげましょう。
時間の目安としては最低3分は歯磨きをした方が良いそうです。
ですがこれはあくまでも目安で、歯磨きに必要なのは歯垢を落としきること。
時間で決めるのではなく、きれいになるまで磨くという意識が大切です。
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まとめ
子供が歯磨きを嫌がる理由は、
- 口に歯ブラシを入れるのが嫌
- 口を開きっぱなしにするのがつらい
- 痛みを感じている
- じっとしていられない
など、様々な理由があります。
子供の歯磨き嫌いに悩む方はとても多く、
ネットで検索してみるとたくさんの体験談が寄せられていました。
対策として、
- 歯ブラシや歯磨き粉選びを工夫してみる
- 歯磨きに関する絵本を読み聞かせる
- 優しい声で、優しい表情で
- 歌を歌いながら歯磨きする
の4つを紹介しました。
歯磨きに対して恐怖を感じている子供は多いので、
できるだけ楽しい気持ちで歯磨きの時間を過ごすことが大切なのかも知れませんね。
そして子供には虫歯になりやすい時期があり、
奥歯が生え始める1歳6ヶ月頃から始まって、
1歳7ヶ月頃〜2歳7ヶ月頃が虫歯になりやすい時期と言われています。
その時期に虫歯菌がうつらないように、
- 関わる家族の口腔内の管理をしっかりする
- しっかり歯磨きをする
- なるべく甘いものは口にしない
の3点に気をつけましょう。
気になる歯磨きの回数は、朝と夜の1日2回がベストと言われています。
朝は寝ている間に増えた細菌を除去するため、夜は歯垢をしっかりと落とすためです。
最低3分は歯磨きをした方が良いそうですが、歯磨きの本来の目的は歯垢を落とすことなので、
きれいになるまでしっかりと磨く意識をもちましょう。
子供の歯磨きは苦戦するものですが、
嫌がられるのにしなくてはならないと思うとなんだか億劫に感じてしまいます。
その子その子に合った歯磨き方法で、
お母さんもお子さんも楽しい歯磨きの時間を過ごせると良いですね。
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