ボジョレーヌーボー2016 解禁日と出来は?キャッチコピーが今年も注目されていた

10月31日に日本に第1弾が輸入されたボジョレーヌーボー。
フランスのボジョレー地区で生産されるこのワインは毎年話題になっており、
多くの愛好家が存在する。

そこで2016年のボジョレーヌーボーの解禁日はいつで、
出来はどのような感じなのかと、毎年キャッチコピーが注目を集めているが、
歴代のキャッチコピーについてもまとめていきたい。

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2016年のボジョレーヌーボーの解禁日はいつ?

2016年のボジョレーヌーボーの解禁日は
ズバリ、11月17日(木)となっている。

もともとボジョレーヌーボーの解禁日は
毎年11月の第3木曜日と決まっているため、
解禁日は11月17日というわけだ。

そもそも、ボジョレーヌーボーの解禁日はなぜ第3木曜日なのか

昔はボジョレーヌーボーの解禁日が11月15日と日付が決められていたのだが、
その年によっては11月15日が土日だったりすると、ワイン運搬業者の休日と被ってしまうため、
それを回避するために1985年より第3木曜日が解禁日と定められるようになった。

また、ボジョレーヌーボーは1966年までは解禁日が定められていなかったのだが、
それだと、品質の悪いワインや未熟な状態のままで販売されたワインが出回るようになったため、
1967年から解禁日が定められるようになったのだ。

ボジョレーヌーボー2016の出来は?

実は、ボジョレーヌーボーは
その年に収穫されたぶどうの出来を確認するためのワインであるため、
その年によって出来が違うというわけである。

では、2016年のボジョレーヌーボーはどのような出来となっているのだろうか。

輸入業者によると、今年のボジョレーヌーボーの出来は

「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい」

と発表されている。

また、ボジョレーヌーボーの出来は天候によっても大きく左右されるのだが、
2016年のボジョレー地域は記録的大雨や雹が降ったことによって、
例年と比べて収穫量が落ちているという。

しかし、収穫量が落ちると味も落ちるというわけではなく、
むしろ、成る実が少ない分、ギュッと味が凝縮されたぶどうができるため、
かなり期待できるとの見方が強いようだ。

ボジョレーヌーボーの歴代のキャッチコピーも注目を集めていた

ボジョレーヌーボーが注目を集めているのは味だけではない。
毎年発表されるキャッチコピーも注目されているのだが、
歴代のキャッチコピーは以下の通り。

■販売業者のキャッチコピー(評価)

1983年「これまでで一番強くかつ攻撃的な味」
1985年「近年にない上物」
1992年「過去2年のものよりフルーティーで、軽い」
1995年「ここ数年で一番出来が良い」
1996年「10年に1度の逸品」
1997年「まろやかで濃厚。近年まれにみるワインの出来で過去10年間でトップクラス」
1998年「例年のようにおいしく、フレッシュな口当たり」
1999年「1000年代最後の新酒ワインは近年にない出来」
2000年「今世紀最後の新酒ワインは色鮮やか、甘みがある味」
2001年「ここ10年で最もいい出来栄え」
2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えで1995年以来の出来」
2003年「110年ぶりの当たり年」
2004年「香りが強く中々の出来栄え」
2005年「タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」
2006年「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」
2007年「柔らかく果実味豊かで上質な味わい」
2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
2009年「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来」
2010年「2009年と同等の出来」
2011年「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
2012年「偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができて健全」
2013年「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
2014年「太陽に恵まれ、グラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい」
2015年「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせます」

■ボージョレワイン委員会のキャッチコピー(品質予想)

2002年「色付きが良く、しっかりとしたボディ」
2003年「並外れて素晴らしい年」
2004年「生産者の実力が表れる年」
2005年「59年や64年、76年のように偉大な年の一つ」
2006年「とてもうまくいった年」
2007年「果実味が豊かでエレガント」
2008年「フルーツ、フルーツ、フルーツ」
2009年「数量は少なく、完璧な品質。桁外れに素晴らしい年」
2010年「果実味豊かで、滑らかでバランスの取れた」
2011年「3年連続で、偉大な品質となった」
2012年「心地よく、偉大な繊細さと複雑味のある香りを持ち合わせた」
2013年「繊細でしっかりとした骨格。美しく複雑なアロマ」
2014年「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」
2015年「記憶に残る素晴らしい出来栄え」
2016年「エレガントで酸と果実味、ストラクチュアとのバランス、
そして爽やかさと味わい深さとのバランスがすばらしい。」

2002年から比較しても分かる通り、
キャッチコピーや評価は人によって異なるため、
2009年のボジョレーヌーボーが最高の評価とされているだが、
実際に口に合うのかは人それぞれなようだ。

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ボジョレーヌーボーの選び方は?

最後に、ボジョレーヌーボーを飲んでみたいけど選び方がよく分からないという方もおられると思うので、
ボジョレーヌーボーの選び方をご紹介していきたい。

まず、ボジョレーヌーボーには

・ボジョレーヴィラージュ
・ボジョレースペリュール
・ボジョレー

の3種類があり、上から品質の高いワインとなっている。
特にボジョレーヴィラージュは厳選されたレベルの高い村で収穫されたぶどうのみを使用しているため、
最高品質のワインとなっている。

ボジョレースペリュールは普通のボジョレーの味より濃い味となっているのが特徴だ。

なので、美味しいワインを飲みたいと思う方は
ボジョレーヴィラージュをオススメする。
なお、Amazonでは解禁日に配送してくれるため、
解禁日に飲みたい方は利用すると良いかもしれない。
[amazonjs asin=”B01KWXU00O” locale=”JP” title=”【Amazon.co.jp限定】 金賞受賞シャトー ジョルジュ デュブッフ監修 ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー シャトー ド ネルヴェール 2016 750ml”] また、Amazonなどで検索すると、ボジョレーヴィラージュだけでも多くの種類がヒットするが、
調べてみると、メーカーによって味に違いがあるとのことなので、
自分にあった味を見つけるに何本か飲み比べをしてみるのも良いかもしれない。

ボジョレーヌーボーの飲み方

ボジョレーヌーボーは一般的なワインと違って、
寝かせておくと味が良くなるわけではないため、
年内には飲み切ってしまうことをオススメする。

また、ボジョレーヌーボーの飲み頃の温度は10〜12℃
これは、冷蔵庫に1時間程度冷やしているくらいの温度なので、
参考になればと思う。

以上がボジョレーヌーボーの飲み方や選び方などの簡単なご紹介である。
あなたに合う最高のボジョレーヌーボーが見つかる参考になれば幸いである。