ユナイテッド航空 オーバーブッキングの動画は人種差別?レギンスの少女も拒否されていた

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アメリカの航空会社「ユナイテッド航空」の航空機内で撮影された動画が大きな物議を醸している。

その動画には暴力的に乗客を機内から引き降ろす姿が撮影されているのだが、
原因はオーバーブッキングによるためとのこと。

ただ、無作為に選ばれた4名の乗客が全員アジア人であることから、
「人種差別があったのではないか」という意見も挙がっている。

また、ユナイテッド航空は先月にも
レギンスをはいた少女を搭乗させなかったことが問題となっており、
会社の体質を疑う声も出てきている。

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ユナイテッド航空が乗客を強制的に降ろす動画

まず、ユナイテッド航空が乗客を強制的に降ろす動画をご覧いただきたい。


動画にはアジア人の男性が仰向けのまま引きずられていく様子がしっかりと収められており、
周囲の乗客が困惑している様子もうかがうことができる。

また、この動画では確認できないが、この男性は流血するほど負傷しており、
スタンガンも使用されていたのだ。

厳密にいうと、乗客を強制的に降ろしたのは警察だが、
それを依頼したユナイテッド航空に非難が集中しているという事態になっている。

オーバーブッキングとは何なのか?

今回男性が強制的に降ろされたのはオーバーブッキングによるためとのことだが、
オーバーブッキングとは何なのかを説明すると、

  • 航空会社は乗客の搭乗のキャンセルや乗り遅れを見越して、
    定員人数よりも多い数の予約を受け入れている。
  • これはユナイテッド航空だけに限らず、日本を含む世界の航空会社で行われている。
  • 実際にキャンセルや乗り遅れがほとんど生じなかった場合、
    座席数が足りなくなることを「オーバーブッキング」という。

オーバーブッキングが生じた場合、まずは便を変更してくれる乗客を募るのだが、
協力してくれる乗客にはお金やホテル代、振替便のアップグレードなどの補償が行われる。

今回の場合、800ドルと一泊のホテル代を補償として募集が行われたのだが、
乗客が誰も応じなかったため、
強制的な搭乗拒否によって乗客を無作為に降ろすこととなったのだ。

この場合、誰を降ろすのかはチェックイン順やステータスなどによって決められているというが、
無作為に決められているという情報もあり、具体的な方法は不明である。

ユナイテッド航空のオーバーブッキングの理由が酷かった

結局、今回は4名が強制的に降ろされることとなったのだが、1名の男性客がそれを拒否。

しかし、航空会社側は規則によって男性客を強制的に降ろすことができるため、
警察に依頼して男性客を引きずり降ろしたのが今回問題となっているのだが、
今回も問題点はそれだけではない。

まず、選ばれた4名が全員アジア人だったことが判明しており、
これは人種差別なのではないかというもの。
(ちなみに被害にあった男性は中国人だった)

次に、今回オーバーブッキングが発生した理由が乗客によるものではなく、
ユナイテッド航空の従業員を乗せるためだったことも問題となっている。

これは乗客よりも従業員を優先したということになるため、
動画の内容だけでなく、そうした考え方にも非難が集中しているのだ。

ユナイテッド航空は先月もレギンスの少女を搭乗拒否していた

さらに、ユナイテッド航空は先月(2週間ほど前)にもある問題を起こしていた。
それはレギンスをはいた少女2名をふさわしくない服装として搭乗拒否していたというもの。

レギンスとスパッツとも言い、スポーツ選手などがよくはいているものであるが、
実際に少女たちがどのようなレギンスをはいていたのか、画像や写真などは見つかっていない。

搭乗拒否した理由としてユナイテッド航空は

少女たちは航空会社で働く従業員向けに配られた特典の搭乗券を使用しており、
それを利用する者はユナイテッド航空を代表しているとみなし、
ドレスコードに従うようお願いしている。

一般搭乗者のレギンスは歓迎している。

と回答した。

日本でもアメリカでもレギンスは人気だが、
アメリカでは学校の一部では不適切を理由にレギンスを禁止しているため、
これは文化の違いがあるのかもしれない。

また、航空会社で働く人の意見では

特典を使用する場合、
フライトの際にドレスコートを守らないとフライトに乗れないと説明を受ける

などとユナイテッド航空を擁護する声もあるため、
この件に関しては一概にユナイテッド航空を非難することはできない。

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男性客が降機を拒んだ理由

最後に、動画の男性客はなぜ、これほど降機を拒んだのだろうか。

実はこの男性客は医師をしており、翌日に病院勤務を控えていたという。
自分が病院に行けなくなると多くの患者に迷惑がかかるため、
どうしても降機したくなかったのだろう。

ただ、今回のケースは飛行機を利用する方なら誰にでも起こり得るケースであり、
アジア人4名が選ばれているのを考えると、
こうした人種差別がまだまだ残っている可能性が高いことがわかる。

もし、仮にオーバーブッキングによって強制的な搭乗拒否を受けてしまった場合、
補償は特に定められているわけではないため、上手く丸め込まれないことが大事とのこと。

ただ、拒否し続けると今回と同じような行為を受ける可能性が高いため、
このようなリスクがあることを頭の片隅に入れておく必要があることを認識しておきたい。


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