愚行録(映画)ネタバレと結末!犯人の動機や大学名は?3度の衝撃のラストの内容をご紹介

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ミステリー文学界の魔術師と称される貫井徳郎氏による
作品「愚行録」が映画化され、2017年2月18日に公開される。

登場人物の愚行(愚かな行動)の数々は色々と考えさせられる部分があり、
ストーリーの展開や結末もスッキリとはいかない感想を持たれる方も多い作品だというが、

そんな愚行録の結末やラストはどのような内容になっているのか、
ネタバレや犯人の動機、登場する大学名や
映画で紹介されている「3度の衝撃」とは何なのかについてまとめていきたい。

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愚行録(映画)のキャスト

映画「愚行録」のキャスト一覧は以下の通り。

■田中武志:妻夫木聡
一家惨殺事件の真相を追う週刊誌記者

■田中光子:満島ひかり
田中武志の妹

■田向浩樹:小出恵介
一家惨殺事件で殺害されたエリートサラリーマン

■夏原友希恵:松本若菜
一家惨殺事件で殺害された田向浩樹の妻

■宮村淳子:臼田あさ美
夏原友希恵の大学時代の同期

■稲村恵美:市川由衣
田向浩樹の大学時代の恋人

■尾形孝之:中村倫也
宮村淳子の元恋人

■渡辺正人:眞島秀和
田向浩樹の会社の同僚

■橘美紗子:濱田マリ
弁護士の女性

■杉田茂夫:平田 満
精神科医の男性


以上が映画「愚行録」のキャスト一覧である。
非常に豪華なキャストで
愚行録の世界をどのように表現されているのかに注目だ。

次からは愚行録の小説版によるネタバレをご紹介していくため、
内容を知りたくない方はご注意ください。

田中光子の逮捕【愚行録 ネタバレ】

物語はある一人の母親の逮捕のニュースから始まる。

3歳の女児を衰弱死させたとして、
保護責任者遺棄致死の疑いで母親の田中光子(満島ひかり)が逮捕された。

そう、田中光子は主人公で記者をしている田中武志(妻夫木聡)の実の妹である。

なぜ、彼女は自分の子供を衰弱死させてしまったのか、
その理由については後にご紹介していきたい。

田向一家惨殺事件【愚行録 ネタバレ】

主人公の田中武志は1年前に発生したものの進展が見えない
「田向一家惨殺事件」について、事件の真相を解明するため、
週刊誌記者として関係者周辺の取材を開始する。

田向一家惨殺事件とは不動産会社に勤務する
田向浩樹(小出恵介)と妻の友希恵(松本若菜)、
さらに、長男と長女の一家4人が惨殺されたという事件である。

田向一家に対する周りの声は「絵に描いたような幸せな夫婦」
何か問題を抱えていたり、他人に恨まれるようなことは一切なかったという。

田向浩樹と友希恵の大学時代の評判【愚行録 ネタバレ】

田中武志は田向浩樹と友希恵の大学時代の関係者に取材を試みた。
すると、「絵に描いたような幸せな夫婦」
のイメージとはかけ離れた事実が浮かび上がってきたのだ。

【田向浩樹の大学時代の交際相手、稲村恵美の証言】
田向浩樹と大学時代に交際していた稲村恵美(市川由衣)は
当時、ストーカー被害に遭っていたが、
それを撃退してくれたのが田向浩樹だったという。

しかし、その方法はストーカーに対し自宅の郵便物を抜き取ったり、
「痴漢常習犯」と書かれたビラを
ストーカーの自宅の周辺にばらまくという奇抜な方法だったものの、
それがきっかけで二人は交際関係に発展した。

結局そのストーカーは引っ越すこととなったが、
それに対し、田向浩樹は罪悪感を全く感じていなかった。

その後、稲村恵美は田向浩樹に二股をかけられていたり、
就職活動のコネに利用されていたことを知り、現在決別状態だったという。

そのため、犯人は当時自分にストーカーをして
田向浩樹に撃退された男だったのではないかと田中武志の取材に答えた。

【友希恵の大学時代の友人、宮村淳子の証言】
友希恵と友人関係だった宮村淳子(臼田あさ美)は
当時、彼氏だった尾形孝之(中村倫也)を友希恵に奪われており、
そのことが原因で殴り合いの喧嘩にまで発展したと証言している。

また、友希恵は慶應大学で外部生だったが、
内部生に引き上げてもらったことで周りからチヤホヤされていた。
(内部生とは慶應大学の付属高校から進学した人で、
外部生とは慶應大学の付属高校以外から進学した人のこと)

そして、友希恵と同じくらい美しい女性の田中という人物がいたことも明かし、
その田中という人物に関しては、家柄があまり良くなく、外部生であるため、
内部生と付き合いたがっていた。

それを斡旋するかのように友希恵は田中に内部生の男を何度も紹介するも、
田中は体だけ求められ、すぐにフラれてしまっていた。

そう、この田中という女性は冒頭で逮捕された田中武志の妻の田中光子のこと。

なので、宮村淳子はこの一件を恨んだ田中光子が犯人ではないかと証言した。

このように田向浩樹と友希恵には表向きは
「絵に描いたような幸せな夫婦」として見られていたが、
過去には裏の顔も存在していたことが取材で発覚したのだ。

宮村淳子が通り魔にあって死亡する【愚行録 ネタバレ】

宮村淳子が田中武志の取材に答えた後のこと、
彼女は通り魔にあって命を落とすこととなる。

これが一体何を意味するのか、
犯人は一体誰なのか、そのネタバレは次にご紹介していきたい。

田向一家惨殺事件の犯人と動機【愚行録 ネタバレ】

ズバリ、田向一家惨殺事件の犯人は冒頭に
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された田中光子だったのだ。

では、なぜ彼女は田向一家惨殺事件を起こしたのか、
その動機は宮村淳子が証言した恨みによるものではなく、
むしろ、慶應大学で内部生を紹介してくれた友希恵には感謝の気持ちがあったという。

しかし大学卒業後、田中光子は偶然、
友希恵とその家族が幸せそうにしている姿を目の当たりにする。

実は田中光子が衰弱死させた3歳の女児は
兄の田中武志との間にできた子供であり、
自分には旦那さんがおらず、混沌とした日々を過ごしているにもかかわらず、
友希恵は幸せそうな顔をしていた・・・

この「不公平さ」が友希恵への憎しみに変わり、
田向一家惨殺事件を起こしてしまったというのが動機であり、結末である。

田中光子はなぜ、自分の子供を衰弱死させてしまったのか

実は、田中光子は自身が小学3年生の頃から父親に性的暴行を受けており、
母親からは殴る蹴るの暴行を受けていたことを明かしている。

父親の暴行に関しては兄の田中武志が父親に力で勝てるようになり、
それ以降、暴行を受けることがなくなるのだが、
それでも田中光子の中でこれらの体験は深く心の傷として残っていたのだ。

なので、自分の子供に愛情を持つことができなかったものの、
母親から暴行を受けていたことから
「殴らなければ悪くない」と本気で確信しており、子供の世話をしなかった。

また、子供が息をしていないとわかった時も
何のためらいもなく、救急車を呼んだのだった。

そのため、子供が死んだのは自分のせいではなく、
病気によるものだと本気で思っていたのであった。

宮村淳子の通り魔の犯人と動機

宮村淳子は取材を受けた後に通り魔にあって、亡くなっているが、
この犯人は田中武志だったのである。

その動機は妹である田中光子が犯人の可能性があると唯一疑っていたため
捜査の手が及ばないうちに始末してしまおうという考えからだった。

田中武志の取材の目的は犯人を見つけるためではなかった

田中武志は記者として田向一家惨殺事件の真相を探るために取材を行なっているとしたが、
これは表向きの理由で、
本当の理由は「真相を知り得そうな人を始末するため」に取材を行なっていたのだ。

なので、妹の田中光子は田向一家惨殺事件の犯人として世に知られることのないまま、
虐待の罪だけを受けるだけで済むのであった。

愚行録の3度の衝撃とは?

これらのネタバレの情報をまとめると、
愚行録の「3度の衝撃」とは

・犯人が田中光子だったこと
・田中武志は妹を守るために取材をしていたこと
・田中光子に取材をしていたのが田中武志だったこと

の3点なのではないかと推測する。
3点目については次で説明していきたい。

映画「愚行録」の見どころ

以上が愚行録のネタバレになるが、いかがだっただろうか。
かなり要点をまとめた内容になっているため、詳しい内容が知りたい方は


Amazonで小説が販売されており、
評価も3.5と高いため、購入してみると良いだろう。

実は愚行録の小説の内容では
田中武志が妹の田中光子の取材を行なっている際に名前は伏せられており
後からその正体が田中武志だったということがわかる内容となっている。

なので、これが先ほどご紹介した
「3度の衝撃」の3点目になっていると思われるが、

原作では田中武志から取材を受けた人物の内容も
田中武志に話しかけている部分のみをテキストしたスタイルとなっており、
主人公の田中武志という人物は一切登場していないのである。

そのため、これを映像化するのは不可能と言われていたのだ。

しかし、今回それが映画化され、原作者の貫井徳郎氏も

「思ったより原作に忠実に作られていたことに、まずびっくりしました」

と語っているため、この映画の完成度の高さがうかがえる。

また、映画化されると原作と結末や一部内容が違うこともあるため、
原作を読んだことのある方も楽しめる内容となっているだろう。

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愚行録で登場する大学名は慶應大学について

原作では田中光子と友希恵の大学名は慶應大学と実名で書かれており、
内部生と外部生など、その仕組みも非常にリアルなものとなっている。

これについてネットの声は

「慶應は本当にそんなところなのか」

「そんなことは一切ない」

などといった意見が挙がっているが、
原作者の貫井徳郎氏はインタビューで

「僕の想像ではなく、すべて事実。
慶應大学にいた友人から聞いたエピソードを
そのまま書いたようなもの」

などと答えており、こちらは物議を醸しそうだが、
映画では「文應大学」と大学名については修正されているとのこと。

このように原作と映画の違いを比較してみるのも面白いかもしれない。


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