JASRAC 音楽教室からも著作権料!新方針はヤクザで独占禁止法違反ではないかとの声も

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2月2日、日本音楽著作権協会(JASRAC)が
音楽教室からも著作権料を徴収する方針であることを発表した。

これは音楽教室が著作権法22条の
著作物を公衆の場で聴かせるために演奏する権利に該当すると判断されたことによるもの。

この新方針は早ければ来年の1月から施行されるということだが、
業界は強く反発しており、このニュースを見たネットユーザーからは
「ヤクザ」や「独占禁止法違反なのではないか」などといった非難の声が上がっている。

このJASRACの新方針は本当に1月から施行されてしまうのだろうか。

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JASRACの新方針は音楽教室から著作権料を徴収できる可能性が高い

結論から言うと、この新方針が決定した場合、
JASRACは音楽教室から著作権料を徴収できる可能性が高いとされている。

その理由としては2004年に音楽教室と似たような事例があり、
JASRACが社交ダンス教室に不特定多数の場で曲を使用しているとして、
ダンス教室側と争い、勝訴している事例が過去にあったのだ。

今回の音楽教室もダンス教室と同じく、
不特定多数の場で音楽を使用していると言う見解ができるため、
もし争ったとしても過去の事例から音楽教室側が不利というわけである。

JASRACは過去に独占禁止法違反を認めていた

JASRACは業界シェア9割越という数字を持っているが、
2016年9月にテレビやラジオから流れる使用料を放送局から徴収していたビジネスをめぐり、
公正取引委員会はJASRACが競合他社の参入を排除しているとして、改善を求める命令を出し、
JASRACはこれを受け入れていたのだ。

つまり、これはJASRACが独占禁止法違反を認めたということになる。

ちなみに独占禁止法について簡単にまとめると
一企業が利益の独占を行うと市場が硬直し、消費者の選択を狭めてしまうことによって
市場の規模が縮小してしまうため、これを防ぐことである。

そして、日本は欧米に比べて著作権使用料が高く、
これについてもJASRACは公正取引委員会に独占禁止法として家宅捜索された過去もある。

JASRACはヤクザ?エピソードがヤバすぎる

JASRACに関して一部から「ヤクザ」と呼ばれているのをよく耳にする。
ヤクザと言われるほどヤバいことをしているのか、調べてみると
以下のような行動をとっていたことが判明している。

・幼稚園の演奏会でハンドベル演奏をしたら、著作権料を請求された
・ピアノバーで客からリクエストされた曲を弾いたら著作権料を請求された
(その客がJASRACの人だった)
・障害者福祉施設で無料で演奏会を開いたら、著作権料を請求された

他にもJASRACから著作権料を請求された例は数多くあり、
「こんな場合でも請求するのか」というエピソードが多いため、
ヤクザと一部からは呼ばれている要因となっているようだ。

さらに、JASRACは
CD-R、ブルーレイディスク、ハードディスク等の記録媒体からも
補償金という名目で収益を得ている。

これは上記の3点なら音楽が記録されると想定して発生しているものなのだが、
ここで問題なのは仮に上記の3点に音楽が記録されないケースもある点があるということだ。

例えば、ブルーレイディスクに家族旅行の思い出だけ記録した場合は音楽など一切関係ないため、
著作権料が本来であれば徴収されないのだが、上乗せした金額で販売されているため、
強制的に著作権料を支払っているということになるのだ。

JASRACのお金の流れが不透明なのもヤクザと呼ばれる要因か

また、JASRACが徴収した著作権料というのは本来であればアーティストに渡るのだが、
どうもそのようになっておらず、JASRACの懐にばっかり入っていると噂されている。

しかも、JASRACは天下り先としても有名であるため、
こうした一部の人間によって利益が徴収されている可能性も考えられる。

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JASRACの音楽教室からの著作権料の徴収は音楽業界を衰退させる可能性も

これまでご紹介した通り、JASRACは著作権料を取れるものに関しては
とことん徴収する姿勢があり、実際に音楽教室からも徴収する可能性が現実的に高い。

JASRACが著作権料を徴収する音楽教室として、
39万人の生徒数を抱えるヤマハ音楽教室と
10万人の生徒数を抱える河合楽器製作所の大手2社と他の事業者も加えた
合計11,000万箇所のうち、ウェブサイトなどで広く募集をかけている
約9,000箇所を対象にする見込みだという。

個人運営の音楽教室は当面対象外とするとしているが、
JASRACの今までの動きを見ると、今後徴収することはほぼ間違いないだろう。

これによって音楽教室の負担が大きくなることによって生徒が払う受講料の値上げが考えられるが、
これは音楽業界にとって良いことではないのは確かだ。

また、音楽教室から徴収するとするなら、今後学校の音楽の授業もこれに該当するため、
私立の学校にも著作権料をJASRACが求める可能性も考えられる。

現在業界シェア9割を超えるJASRACだが、昨年10月にavex(エイベックス)が
JASRACを離脱したことが話題となった。

このニュースを良いことだと捉える音楽家はまずいないと思うので、
こうした行動を続けていると、第2、第3の離脱が行われ、
JASRACの立場も近い将来危うくなっていくかもしれない。

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