ブラックフライデー2016 日本はいつ?イオンやトイザらス、GAPなどが実施も定着の可能性は?

2016年、日本に「ブラックフライデー」と呼ばれるイベントがアメリカからやってくる。

「ブラック」と聞くと、日本では良いイメージを持たれないが、
「ブラックフライデー」は百貨店などが大幅な値引きを行うことなので、
消費者にとって良いことなのだ。

2016年はイオンやトイザらス、GAPなどがブラックフライデーを行うと発表しているが、
日本での実施日はいつなのだろうか。

また、このブラックフライデーは今後日本で定着していくのだろうか。

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ブラックフライデー2016は日本でいつ開催される?

ブラックフライデー2016の日本での開催日は
11月25日(金)〜11月28日(月)とされているが、
これは開催する企業によって様々である。
(開催期間の予想は下記を参照)

ブラックフライデーの発祥地、アメリカでは
サンクスギビング(感謝祭)が11月の第4木曜日なのだが、
その翌日(第4金曜日)から月曜日までブラックフライデーが行われているため、

日本でも11月の第4金曜日である
11月25日〜11月28日に開催される可能性が高いというわけだ。

ブラックフライデーとは?

ブラックフライデーが誕生したアメリカで最初に行われたのは1961年頃で
1975年頃には広い範囲に広まったとされている。

アメリカでは1年で最も買い物が行われるクリスマス商戦が
上記で紹介したサンクスギビングの日から開催されるのだが、

このブラックフライデーがクリスマス商戦の始まりとして定着しており、
金曜日から月曜日の4日間は休暇になる人が多いとのこと。

また、商品は5割引以上になることがほとんどで
このブラックフライデーを含めたクリスマス商戦で
1年間の約4割に相当する売り上げが生じるのだという。

2016年にブラックフライデーを開催する企業は?

では、2016年の日本のブラックフライデーで開催を発表している企業はどこなのだろうか。
以下にまとめてみた。

■トイザらス
トイザらスは2014年からすでにブラックフライデーを取り入れており、
2015年は11月27日(金)〜11月29日(日)の期間で開催されたことから

2016年は11月25日(金)〜11月27日(日)の期間で
開催されることが予想されている。

どのようなセールになるのかは不明だが、
2015年は8割引以上のセール商品もあったということなので、
今年もそのような破格の商品が登場する可能性が高い。

■イオン
2016年からブラックフライデーを取り入れることを発表しており、
期間は11月25日(金)〜11月27日(日)となっている。

すでにイオンの公式サイトではセールの内容が一部公開されており、

・半額クーポンの配布(3日間で96名限定)
・串家物語のディナー料金半額(16〜17時来店、人数制限あり)
・はなまるうどんのかけ(小)が96円(96名限定)
・家庭用ゲーム機の割引
・家電製品の割引

などとなっている。
96名というのはクロ(ブラック)にかけているようだが、
制限人数があり先着順となってしまうため、
恩恵を受けられる人が限られているのが少し残念なところだ。

また、ゲーム機や家電製品の割引は
先着順なのかどうかは明らかになっていない。

■GAP
2015年もブラックフライデーを取り入れており、
期間は11月27日(金)〜11月30日(月)で開催されたことから

2016年は11月25日(金)〜11月28日(月)の期間で
開催されることが予想されている。

GAPはさらに2015年は11月27日の午前0時〜2時の短時間限定で
デニム1本100円という大特価額での販売を原宿店と名古屋栄店でのみ実施していたのだが、

2016年は対象店舗を拡大して開催すると発表されている。
おそらく時間は昨年の傾向から見ると、
11月25日(金)午前0時からの開催が予想されるので、
予定が空いている方は訪れてみると良いだろう。

■通販サイト バイマ(BUYMA)
バイマとは海外のブランド品をお手軽な価格で購入できるサイトのことで
2015年は11月26日(木)17時〜11月28日(土)2時の期間で開催されている。

木曜日からの開催ということで、2016年も同じだとすると、
11月24日からということになるが、今年も木曜日からの開催かは不明だ。

2015年の内容は1500円オフ+500ポイント贈呈といったものとなっている。

■H&M
今年から初参加で期間は
11月23日(水)〜11月27日(日)までの5日間開催。

レディース、メンズ、キッズラインで、「ブラック」をテーマにした
シックで華やかなムード漂うカプセルコレクションをお得なプライスで展開し、
コレクションとは別に期間中のみお買い得になるディスカウントアイテムも登場する。

■ナノ・ユニバース
こちらも今年初参加で期間は
11月25日(金)〜11月28日(月)までの4日間開催。

内容は全品+30%OFFというもので、
例えばもともと60%OFFの商品はそこからプラスされて、
60%OFFの価格からさらに30%OFFされる。

■ユニクロ
11月20日ごろから4日間程度、「創業感謝祭」というセールを例年実施してきたが、
今年からブラックフライデーを意識して7日間に延長が決定した。

期間は11月23日(水)〜11月29日(火)まで。
カシミヤのセーターやダウンジャケットが2,000円引き、
長袖Tシャツが500円で販売されたりしている。

Amazonは2016年にブラックフライデーを開催しないのか?

Amazonはアメリカなどの海外版ではセールが行われていたようだが、
日本版Amazonではブラックフライデーは今まで行われていない。

もちろん海外のAmazonのサイトから商品を購入すれば、
セールに参加できるわけだが、言語がわからない方は不安な面も多いと思うので、
自信のある方のみ自己責任で参加しても良いかもしれない。

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ブラックフライデーは日本では定着しない?

アメリカでは定着しているブラックフライデーが日本にもやってくるということで、
上記のような企業2016年に実施することを発表しているわけだが、
今後、ブラックフライデーは日本に定着するのだろうか。

結論から言うと、日本の定着は厳しいとされている。
まず、アメリカで定着しているのは、アメリカでは大きなセールがクリスマス商戦しかなく、
日本人以上に物を購入しない傾向が強いのだという。

そのため、多くのアメリカ人はこのブラックフライデーを含むクリスマス商戦で
一気に物を購入するというわけである。

しかし、日本は年中セールをやっているため、
この時期に買わなければならないという意識はないというのが現状なので、
アメリカのようにブラックフライデーが定着するのは難しいとされているのだ。

ただ、日本政府は消費税を5%から8%に引き上げてから
日本全体の消費が減っていることを問題点として掲げているため、
このブラックフライデーを定着させたいという思いが強いだろう。

だが、もし定着したとしてもアメリカのブラックフライデーの安さは5割以上は当たり前で
この時期に転売目的でアメリカで買い物をする人もいるくらいなので、
日本でその安さを実現するのは定着したとしても厳しいと思われる。

日本は年中セールが行われているため、
アメリカのようにこの時期しかセールが行われない国の制度を真似ても、
実現は厳しいという見方が強いのが現状なのだ。